転職を考え通信サービス業界の会社に応募しました。
一次面接は個人面接で、当時の勤務先での仕事内容の確認と求人内容(営業職)の確認がありました。
その場で面接官から「辞退する気持ちがないのであれば今回の面接は合格だすがどうされますか?」と意思確認を求められました。この時点でなにか嫌な予感はしました。
その場で「辞退します」と言えるわけもなく「もちろん辞退する気はありません!」と返答すると、テレアポのトークマニュアルが渡され、次回の面接までに覚えてくるように言われたのです。
主に通信回線の営業を法人や個人事業主向けにしている会社です。
ネットでの評判は悪い
テレアポのマニュアルを渡された時点で嫌な予感がしたため、ネットで応募先の企業について調べてみるとやはり良い噂はなく、
「ブラック企業だからやめとけ!」といった書き込みが何件も見られました。
辞退しようかどうか迷いましたが、ほかの企業の選考状況も芳しくなく、とりあえず頑張ってみようと思いました。
当時会社に在籍しながら転職活動をしていたため、なかなか時間をとれず、勤務時間の合間をぬって必死になってテレアポマニュアルを覚えていたのが今でもよみがえります。
二次面接ではやはり・・
二次面接では、予想通りテレアポのトークマニュアルをどれだけ覚えて話せるのかのテストがありました。
話した内容に対して、面接官からのフィードバックがあり、ここをこうした方が良いやここがこういう理由で良くないとアドバイスを受けました。
テレアポのテストが終わると
- 営業職としてどれだけ稼ぎたいのか?
- 稼いでいる社員はこれだけの収入を得ている。
と求人に掲載していたような高収入を煽るような話がなされ、二次面接は終わりました。
そのときは勢いに呑まれてしまったこともあり、今の会社を早く退職してこの会社に転職したいという気持ちになっていました。二次面接の結果は、3日後にあり、次が最終面接と思いきや三次面接をするという連絡でした。
三次面接もテレアポ
三次面接では、二次面接と同じ面接官から前回同様、テレアポのトークがどのくらい話せるようになっているのかのテストがあり、フィードバックを受けました。
正直、結構時間をかけてトークマニュアルを覚えてきたので、「これだけ頑張ったのだから早く採用しろよ。」という気持ちになっていました。
辞退するという気持はすっかりなくなってしまっていました。
フィードバックがおわってからは、再度これだけ稼げると煽る内容の話をされました。
その話を何度も聞かされているうちに、急に胡散臭さを感じ、応募先企業に対する熱が冷めました。
結局、悩んだ結果辞退しました。
よくよく考えると、面接中でトークマニュアルを覚えされるのもおかしな話だと思いますし、覚えさせることで応募先企業に対し損切りができないように仕向ける作戦だったのではないかと思います。
さすがブラック企業。
辞退してよかったと今でも思っています。
ネットの評判は重要
自己分析や職務経歴書の作成なども行わなければいけない転職活動の中、宿題を出し強制させるのは応募者対する配慮がまったくないですよね。
こういったブラック企業は「人が来たらとりあえず採用して、多くの人が辞めていく」というサイクルを繰り返しています。
今の時代だと必ずと言っていいほど企業の情報がネットに掲載されているため、社名だけでなく【企業名+ブラック】などで調べてみる工夫が必要です。
ちなみに転職活動がうまくいっていないからといって、妥協して入社してもすぐに辞めることが大半です。
自己分析や職務経歴書を徹底して行い、再スタートする気持ちで転職活動をやり直したほうが時間的な効率がよいと思います!
転職は求人サイト選びから始めよう!
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