就職活動や面接で「最後に何か一言ありますか。」と言われることがあります。
これって非常に困りますよね。
何を言えばいいんだろう・・と頭を悩ませた人も多いと思います。
そこで今回は就職・転職の面接で「最後に何か一言ありますか?」と質問された場合の模範解答と回答ポイントをご紹介いたします。
「最後に一言」の回答方法は主に3つ
※まず前提として一言なので、だらだら話さずに端的に質問もしくは回答することをお薦めします。
アピールしたいことがたくさんあっても欲張りすぎず、面接官の意図を汲み、サラっ回答する必要があります。
1. 面接の最中に聞けなかったことを逆質問してみる
面接の最中にどうしても聞けなかったことや、気になる点あったら質問をしてみるのも良いでしょう。
ただし3,4つ質問するのではなく、1つ多くて2つが理想です。
面接最後の時間にダラダラと時間が掛かる質問は避けましょう。
2. 会社への入社意欲を述べる
最後に一言は自分をアピールする最後のチャンスですので、入社意欲をしっかりと述べることをお薦めします。
できれば自分の長所を絡めた回答だと長所のアピールもでき一石二鳥です。
例「体育会系のサークル経験を活かして、ずっと憧れだった御社に貢献したいと思います」など
3.謝辞・お礼
なにも伝えることがなくても謝辞やお礼で面接の場を締めることができます。
思い浮かばない人はお礼を述べることをお薦めします!
「特にありません」はNG回答!
「何か質問はありますか?」であれば「特にありません」でも成立する可能性がありますが(※なるべく質問したほうがよいですが・・)、「最後に何か一言ありますか?」と聞かれて「ありません。」は印象がよろしくありません。
面接官の立場から見れば自分自身をアピールしたいことはないの?最後のお礼もいえないの?など入社意欲が低い、礼儀がなっていないとみなされる可能性があります。
最後に一言はマナーです。
特に伝えたいことがなくても「本日は貴重なお時間頂ありがとうございました!御社に貢献できるよう頑張ります。」
など社会人としての最低限のマナー(挨拶・お礼)として回答する必要があるでしょう。
聞かれなかった場合はどうすれば?
最後にどうして伝えたいことがある!という熱い方もいると思いますが、もし最後に一言を言う機会を与えられなかったら、自分から言ってよいのでしょうか。
これは「状況」によるので一概に答えはありません。
と強引にねじ込むのは積極的と評価されるか。それとも空気の読めない人材だと評価されるかは企業によるでしょうし、面接官によります。
自分が面接官だったらいかがですか?おそらく答えは人それぞれ違うと思います。
ただし、伝えたいことがあったら強引にでも伝えたほうが、あとあと後悔はしないでしょう。
できれば面接の質疑の中で自分をアピールできることが一番理想的です。
最後の一言で結果は変わるのか?
最後に一言の内容で結果が変わることがあるのか?という疑問を持つ方も多いと思います。
結論から言うと変わります。
面接時に緊張からオドオドしていたとしても、最後にはっきりと強い入社意欲を述べられたら「おっ」と思いますよね。
反対に幾ら流暢に質問に回答していたとしても、最後にポロっと失言してしまえば内定は遠ざかるでしょう。
終わりよければすべてよしという言葉もあるくらいですので、最後に一言を求められたら、あえて不必要な発言はせずサラっと回答しましょう。
「最後に一言」に使える模範回答
- 本日は貴重なお時間ありがとうございました!御社に役立てるよう精一杯頑張ります。
- 最大限努力して御社に貢献できるよう善処いたします!
- ○○(長所)を活かして御社に貢献したいと思います!本日はありがとうございました!
欲張らずにサラっと好印象を与えましょう!
「最後に一言ありますか?」まとめ
最後に一言求められたら、
- 質問する
- 入社意欲を述べる
- 謝辞(お礼)を述べる
の3つの方法いずれかで回答しましょう!ダラダラ回答せずサラっと回答することがポイントです。
終わりよければすべてよし!
最後に良い印象を与えれるように心がけましょう!
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