お祈りメールとは企業からの不採用通知のことで、文末が
と締めくくられていることからお祈りメールと呼ばれており、お祈りメールが送られてきた時点で、その企業への入社の道は閉ざされ内定はなくなります。
この時点で極端なことを言うと「関係のない企業」になってしまうわけですが、多くの人が気になるのが
という点です。
今回はいくつかの事例で不採用通知(お祈りメール)に対して返信は必要なのか否かを解説していきます。
結論:基本的には返信不要!
早速結論になりますが、基本的には不要です。しかし返信しておいて損はありません。
不採用通知に対する返信は必要なく、不採用通知への返信がないことに対して「失礼なやつだな!!」と企業が憤慨することはありません。
不採用通知というのは「意思の疎通を計る」連絡ではなく、あくまでも通知ですので返信する必要はないのです。
ただし不採用通知に返信してきてくれた人というのは飲食がよく意外と覚えているケースも少なくありません。
少ないケースではありますが、もし何年か先に、諦めきれず他社でスキルを磨き、また同じ企業を受けた場合の心象は非常に良いものとなります。
中小企業の場合は返信したほうがよい!
不採用通知(お祈りメール)に返信しておいて損はないというのは特に中小企業に当てはまります。
上場企業や大企業の場合、人事担当者がすべてを決める訳ではなく、先輩社員・上司・役員・社長など多くの人の意見や部署配置などを考えた上で採用・不採用の結論を出します。
お祈りメールに返信して印象が良いからと言って採用になるといった大逆転劇はないでしょう。
しかし中小企業の場合、社長や人事担当者の一存で採用を決めるケースも少なくはありません。
そのためお祈りメールに返信したことをきっかけに内定を獲得できる可能性があります。
返信したほうが良い2つのケース
不採用通知(お祈りメール)は基本的には返信不要ですが、返信して損はない。ということはお分かりいただけたと思いますが、状況によっては返信したほうが良いケースというのがあります。
1.学校推薦枠の場合
高校や専門・大学には学校からの推薦枠というものがあります。
推薦枠というのは企業が「〇〇大学から毎年人を採用する」といった、いわばお約束のようなものなのですが、学校推薦枠で不採用になってしまった場合にはお祈りメールに対して返信したほうが良いでしょう。
万が一採用担当者が「○○の学生はお礼の返信もしてこない」と憤慨した場合、
と次の世代(後輩)や学校に迷惑が掛かる可能性があります。
2.紹介や身内の企業を受けた場合
仕事仲間からの紹介や身内からの紹介で企業の選考に参加するケースもありますよね。こうしたケースで不採用になった場合でも、不採用通知には返信したほうが良いでしょう。
自分自身の評判を上げるためではなく、紹介してくれた人の顔を汚さないためにもメールは返信しておきましょう。
返信メールフォーマット(件名・本文)
不採用通知(お祈りメール)に返信と言ってもどのような内容で返信すればよいか分からない方もいると思います。
不採用通知への返信は形式的なもので問題はありません。返信用に文章フォーマットを用意しましたので参考にしてください。
採用担当者様
お世話になっております。
選考を受けさせていただきました△△でございます。
この度は不採用ということで大変残念に思いますが、 また選考の機会がございましたら、その際には宜しくお願いいたします。
貴重なお時間をいただきありがとうございました。
△△
件名例文
- 選考結果の通知ありがとうございます。
- お時間頂ありがとうございます。
【常識】不採用通知の返信は必要!?まとめ
不採用通知(お祈りメール)には返信しなくても問題ありません。しかし返信しておいても一切損はありませんので形式的なものでも良いので返信することをおすすめいたします。
もしかすると採用の可能性がでてくるかも!?
社会人の常識を身に着ける意味でも返信しておきましょう!
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