「メラビアンの法則」で面接の第一印象を劇的に良くする３つの方法

就職活動や転職活動の面接で「第一印象」は非常に重要です！

第一印象で明るく・ハツラツとしている人材と暗くボソボソとしゃべる人材では前者が優位に面接が進みやすくなります。

求職者

できるだけ良い第一印象を与えたい・・

そんな就活生に覚えていただきたいのがメラビアンの法則です。

グリーン隊員

メラビアンの法則を利用すれば面接も思い通りに進むかもしれません！今回はメラビアンの法則について勉強しましょう！

メラビアンの法則とは？

メラビアンの法則とは「人の第一印象のほとんどは【視覚情報】から得る」という法則です。1971年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱したものです。

メラビアンの法則では人が初対面の人物に会ったときに、第一印象を決める割合が以下のようになるとされています。

	内容	割合
視覚情報	見た目・表情・視線・しぐさ・ジェスチャー	55%
聴覚情報	声のトーン・速さ・大きさ・口調	38%
言語情報	言葉の意味・話の内容	7%

求職者

半分以上が見た目じゃん！

グリーン隊員

さらにメラビアンの法則では「初めて会って3秒から5秒で第一印象は決まる」とされています。

つまり面接を本格的に開始する前、入室して挨拶をしたときにはすでに第一印象は決まっています。

求職者

まじかあ～！メラビアンの法則すごい大切じゃん！

グリーン隊員

面接において第一印象は面接の内容と同じくらい重要です！

では就職や転職の面接で「良い第一印象」を与えるにはどのようにすればよいのでしょうか？

5秒で決める！劇的に印象がアップする3つの方法！

求職者

実際に面接のときにメラビアンの法則は役に立つの？

メラビアンの法則では見た目が55%・声が38%で、5秒で第一印象が決定します。見た目と声の要素だけで90%以上の印象を与えますので、入室したらまずは

笑顔（視覚情報）
元気な声で挨拶（聴覚情報）
身なり・服装（視覚情報）

この３つをしっかりと行いましょう！

求職者

服装を整えて笑顔で元気に挨拶！？それだけでいいの？

グリーン隊員

それだけで十分です！5秒で面接前に好印象を与えるには十分な要素です！

1．笑顔で入室

人の第一印象をもっとも左右するのが表情です。笑顔で入室してきた人と暗い表情で入室してきた人では印象が大きく異なります。

表で見てみましょう。

	印象
笑顔で入室してきた人	さわやかで好印象
憮然とした表情で入室してきた人	怒ってる？感じ悪いなあ

求職者

これは確かにその通りだね！憮然とした人が来たら「やる気あるの？」と思ってしまいそうだなあ～

グリーン隊員

表情だけで印象が全然違いますね！緊張するかもしれませんが笑顔で入室しましょう！

2．元気に挨拶

声のトーンや大きさも第一印象を決定する大きなポイントです。大声を出すというわけではなく、聞きやすい声でさわやかな挨拶をする必要があります。

グリーン隊員

簡単なことですのであまり意識しなくて大丈夫ですよ！

3．身なり・服装を整える

面接に行くときはスーツでしっかりと身だしなみを整えていくのが常識です。寝癖ボサボサ、髭を剃っていない・ワイシャツが出ているなどの身なりでいくら素晴らしいことを言っても

企業

寝癖ボサボサで「やる気ある」って言われてもなあ・・

と思われてしまいます。悪い印象を与えないよう最低限のマナーは守って面接に望みましょう！

悪い第一印象を与えると・・

求職者

こんちは・・お願いしゃす・・

企業

はい！不採用！

求職者

・・・うす。

とはなりませんが、やはり良い印象はもたれず、悪い印象のまま面接が終わってしまうケースも少なくありません。笑顔と元気に挨拶だけで面接がスムーズに行え、良い印象が与えられるのであれば笑顔と挨拶はしっかりと行うべきですね！

求職者

メラビアンの法則は話の内容があまり関係ないようだけど、実際はどうなの？

グリーン隊員

メラビアンの法則で最初の5秒で印象が決まるというのは事実ですが、話の内容については違う意味を持っています。

メラビアンの法則の本当の意味

メラビアンの法則では「話の内容は7%しか影響を与えない」と認識されがちですが、これは誤解です。

求職者

え！？そうなの？？

メラビアンの法則の本当の意味は以下の通りです。

この実験は「好意・反感などの態度や感情のコミュニケーション」において「メッセージの送り手がどちらとも取れるメッセージを送った」場合、「メッセージの受け手が声の調子や身体言語といったものを重視する」という事を言っているに過ぎない。
よって単に事実のみを伝えたり要望をしたりするコミュニケーションの場合には触れておらず、コミュニケーション全般においてこの法則が適用されると言うような解釈はメラビアン本人が提唱したものとは異なるものである。

つまり面接で

求職者

御社が第一志望です。

と伝えても表情が曇っていたら、嘘をついていると認識されやすいということです。

言葉では「第一志望」と伝えても表情は「第一志望ではない」と伝えている。この場合は表情を優先されてしまいます。

上記のように本来のメラビアンの法則は「話の内容は与える影響が少ない」と言っているわけではなく、表情と話の内容が一致しない場合は表情（視覚情報）を優先するといった意味のため、面接時は回答内容も重要となります。

求職者

なるほどね～！あやうく適当に面接するところだった！

グリーン隊員

「話の内容は７％しか影響しないから・・」と勘違いして適当なことを言わないようにしましょう！