ブラック企業に採用された時のお話です。
面接は1次面接と2次面接の2回で、1次面接が現場担当部署の役職と、2次面接が人事部の人間とでした。
どちらもマンツーマンでの面接です。
長すぎる面接官の自慢話
印象的だったのは一次面接の時です。
それまでの職務経歴を軽く話した後、いくら稼ぎたいかを聞かれ、営業会社だった事もあり高めに設定した最低限の金額と理想の金額とを伝えたところ、「大丈夫。それくらいウチなら余裕で稼げます。」と返ってきました。
自分の中ではそれまでの給料より高めの金額を言っていたのと、営業は未経験な事もあり、営業ってそんなに稼げるのかという思いと、これは怪しいという疑いの半々くらいでした。
それから面接官の過去の体験談、簡単に言うと自慢話が延々と始まり、こちらは相槌や頷き等で完全に聞き役となっていました。
営業会社なのでこの話の中で、自分の主張が出来るのか試されているのか、逆にしっかりと聞いて話すコミュニケーション能力が問われているのか戸惑いましたが、「自分は入社してすぐにトップを取った」や「1年目で1000万プレイヤーになった」などとあまりにドヤ顔で自慢してくるので、ただ単に自慢話を聞いてほしいだけかと、色々考えたことを少し後悔しながら聞き役に徹しました。
飲食での接客業の経験があったので、この手の対応は比較的慣れていたため、特に苦ではなかったのですがこれで落ちてたら本当に無駄な時間だなと聞きながらに感じていました。
まあ受かっていても就職するか微妙だなとも思っていましたが。
二次面接で手続きの話
自慢話が終わり、面接も終盤に差し掛かり結果の連絡についての話があるかと思いきや、その場で「君なら1千万稼げる。大丈夫だ。2次面接いらないと思うがそういう訳にもいかないので、いつ空いてますか?」と1次合格の通達。
「いつでもそちらの都合で大丈夫」と返すと、まさかのそのまま、人事部の人間と交代し2次面接開始。
ちなみに2次面接と言ってもほぼ手続きの話だけでその場で採用決定しました。
ダメな会社と思いながらも、勢いでそのまま入社してしまい後悔してます。
面接の時点からブラック企業はそれなりの雰囲気を持っています。
くれぐれも皆さんブラック企業に入社しないよう気をつけてください。少しでも誰かの参考になれば幸いです・・
営業会社特有の面接官
入社して後悔しているということですが具体的な話を聞いてみたいものです。
営業会社の面接官は数字や年収などの自慢話が多くなりがちです。
実際に数字を取ることには長けているのかも知れませんが、面接には応募者の話を聞き、価値のある人材か見極めるスキルが必要ですので、この面接官は採用担当としては失格ですね。
ブラック企業は慢性的な人手不足ですので、次の選考が非常に早い(その日)に行われることも珍しくありません。
面接時点でブラック企業を見極める方法としては
- 選考が進むのが早い
- 応募した後の連絡がしつこい
- 面接に行った際の社内の雰囲気がどんよりしている
などなど。
いずれも人手不足で、拘束時間が長いことで現れる特徴です。
ブラック企業に入社しないようにするためには、こうしたブラック企業にありがちな特徴などを覚えておいたほうが良いかもしれませんね。
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