私は現在33歳で約4年前に製パン最大手企業の契約社員の選考面接を受けました。
職種は日勤、夜勤ありの製造ライン作業員で正社員補助作業ということで、工場勤務経験がない私でも務まるのではないかと判断し応募しました。
一次面接は、人事課の20代の社員の人と、私を含めて3人の応募者がいました。
面接開始!まずはじめに
まずはじめに志望動機と製造業経験があるのかなどを質問されました。
続けて前職は何をしていたのかを聞かれました。
私は大卒で宅地建物取引主任者や管理業務主任者等、不動産関連の資格を持っているので不動産会社に勤めていたのですが、「転職をするにあたり、何故、製造業を選んだのか」と聞かれました。当然といえば当然ですよね。
この質問にはサービス業より何か形に残る仕事がしたいからと答えて乗り切りました。
そして面接官から「工場勤務なので、色々癖のある人はいるし、ずっと立ち仕事なのできつい仕事です。」と、軽い脅しとも取れる事を言われました。
最後に中学生レベルの数学と国語の試験を受けて終了しました。
試験を受けて3日後に合格の連絡を受けて、それから3日後に二次面接を受けました。
二次面接は同じ面接官
二次面接では、一次面接と同じ面接官と一対一の面接でした。
質問内容は前職の仕事内容と年収など、一次面接面接で聞かれた事をさらに掘り下げた質問でした。
パンを成形する作業などがあるが手先は器用か?などの質問も受けました。
私は正直手先は器用ではないのですが、大丈夫ですと見栄をはりました。
これで採用試験は終わったと思いきや三次面接がある事を聞いて驚きました。
三次面接で「大卒だけど工場勤務で大丈夫?」
二次面接から3日後に連絡があり、健康診断を受けて問題がなかったら三次試験に進めるという報告を受けて、会社指定の病院に行き健康診断を受けました。
健康診断に問題がなかったので、三次面接に進むことが出来ました。
三次面接では、人事課の課長と製造課長との面接でした。
「筆記試験は優秀な成績で、国家資格も持っているのに、製造作業員でいいの?大丈夫?」
という質問を受けました。最後の最後に私が製造作業員に向いているのか確認したのだと思います。
合格するのか心配でしたが無事に合格する事が出来ました。
工場勤務に大卒は珍しくない
今回の体験者様のケースだと国家資格である「宅建」を持っており、他業界で活用できる資格があるのになぜ?という点が気になったのでしょうね。
学歴や資格は関係ないので、自分のやりたいことをやることが本当の自己実現であり、ストレスが溜まらない方法だと思います。
体験者のおすすめ!
工場に転職するに当たり、総合的な転職サイトでなく、工場や製造業に特化した【工場ワークス】を利用しました。
求人件数も20,000件以上あり、寮付きの求人、上場企業の求人などたくさんありましたが、わたしが求人を探すに当たって一番重要視したのは「未経験可」という点です。
製造業の経験がなくても勤められる求人もたくさんあり、じっくり探すことができました。
工場勤務と聞くと賃金が安いイメージがありましたが、全体的に高く、転職しても年収が下がることはありませんでした。
工場や製造業への就職を考えている人は一度見てみることをお薦めします。