自分のステップアップを考え、転職活動をしていました。
元々、私は一般的な事務の仕事に就いていたのですが、簿記の資格を有していたため、それを利用して何か仕事ができないかと思い、未経験ながら経理事務や会計事務所などの求人を探していました。
その中で一件「未経験者でも応募可能、丁寧に指導します!」という会計事務所があり、応募すると面接に呼んでもらえることとなりました。
序盤は基本的な質問
そして当日、面接の相手は所長と何人かの所員の方で、主に質問をしてくるのは所員の方でした。
まずは、名前とこれまでの簡単な経歴などを聞かれ、よくある感じで面接はスタートしました。
まずは志望動機について聞かれました。
これもまたよくある質問だったので、私は家でまとめて、頭に入れていた内容を伝えました。すると「あなたのこれまでの経歴を考えると、うちを志望するのはおかしいのではないか?」という質問が。
「私は未経験者でも応募可能と書いてあったので、これまでの事務の経験を活かすだけでなく、簿記の資格も有しているため、それらを使ってもっと色々な仕事ができると考えています」と志望したと伝えるも、何故か納得していない様子。
徐々に圧迫面接気味に
それから「あなたは会計事務所の何がわかっているのか?」と、丁寧な語り口ではありますが、未経験者を受け入れるつもりがあるとはとても思えない、こちらからすると、とても高圧的で失礼だと感じられる言葉を浴びせられる形となりました。
もちろん私は未経験者ですが、会計事務所を受験するに当たり、最低限会計事務所はどういう仕事をしているのかぐらいについては勉強していたのでその内容について伝えました。
しかし深い仕事の内容や専門的な業務について突っ込まれると、未経験者なので当然何もわかりません。そうすると、相手は
「勉強不足だ。」
「会計事務所を目指してる人とは思えない。」
「あなたのこれまで歩んできた人生には全くビジョンが感じられない。」
と、力任せにねじ伏せるような言葉を浴びせてきたので、もう黙るしかありませんでした。
未経験者可を謳っておきながら、この仕打ちはさすがに無いんじゃないかと感じながら、会計事務所を後にしました。
圧迫面接の結果は・・
そして数日後、結果は合格。
どこが良かったのかわかりませんが、相手の話を聞く限りだと私の食い下がる態度の何か感じたようです。
後日、2次面接に呼ばれ、採用だという旨を伝えられると同時に、こないだは圧迫面接のようなことをしてすまなかったと所長に謝られました。
しかし、そういうことをするような事務所に対して、私は凄く不信感を抱いていたため、入所は一旦保留という形にしました。
結局それからしばらくして、私は別の会社に内定をいただいたためそちらへ行くことにしました。
もしもあの会計事務所に勤めていたらどうなっていたのかなと今でもたまに思います。
圧迫面接されてまで入りたくない企業
圧迫面接は以前より増えてきているようですが、企業は「リスク」も考えなければなりません。
今回のケースのように後日謝られようと、不信感は拭えず、結局優秀な人材を逃してしまうのであれば圧迫面接をやる意味はありません。
「圧迫面接されてまで入社したくない。」というのが多くの人の本音だと思います。
大手企業や人気企業ならまだしも、中小企業が圧迫面接をする際にはよく考えたほうが良いですね。
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