私はアパレル業界に絞って就職活動をおこなっていました。
当時アパレル業界の面接の時期は、他業種より数ヶ月遅く、周りが内定を獲得している時期に面接などがスタートするような状態でした。
そのため内定した友人に面接でどのようなこと質問をされたかいろいろリサーチしましたが、業種が違ったためかまったく参考になりませんでした。
アパレル会社のフランクな面接
面接に構えていた私の予想に反し、受けたアパレル会社の面接は非常にフランクな面接だったのです。
流れとしては、エントリーシートを提出し書類審査が合格すると一般常識のテストを受けに行きます。
その時に軽い面接があり、その後二次面接→三次面接→最終面接と段階を踏んで行きます。
アパレル会社だったということもあり面接が進むにつれて個性的な面接官が増えていき、最終面接の時には男性部長が全身真っ白なスーツでいたり真っ赤なスーツでいたり、驚かされることばかりでした。
一般的なサラリーマンのスーツ姿の大人しか見たことがなかった私は、社会人でこんなに自由な服装をしてられるということにまずカルチャーショックを受けました。
無事二次面接・三次面接を通過しいよいよ最終面接になりました。
最終面接の内容
最終面接は5人ずつの集団面接でした。
面接では普通いろんなことを尋ねられる事からスタートしますが、この会社は違いました。
「何か聞きたい事はありますか?」
そう始まったのです。
何か答えなければいけなかったので、焦った私は、目の前に並ぶ面接官のうち2人が同じ名字の似た顔をしている女性だったので、2人はご姉妹でいらっしゃいますかと会社とはまったく関係のない質問をして、笑いをとることができ場が和みました。
そのため私自身もリラックスができ、質問にたいしても自分らしく回答することができました。
アパレル独特の質問もあり、
「今日この洋服を着てきた理由やコンセプトはありますか?」
という質問です。
私はその面接の帰りアルバイト先の棚卸しの予定があったので、作業がしやすいと言う事、自分が入りたいブランドのイメージに合っていると思ったから選んだと気負わずに伝えました。
隣の人のドン引きの回答
そのほかにも「チャームポイントはなんですか?」という質問があり、私は少し恥ずかしさもありながら「えくぼが気に入っています。」と控えめに回答しましたが、隣にいた女の子はなんと
「100万ドルの笑顔です!」
と大きな声で答えていました。
私の世代でそんな言葉を使う友人はいなくてドン引きしてしまいました。
私はその面接で合格し晴れてその会社に入社することになりましたが、その「百万ドルの笑顔の女の子」はいませんでした。
個人的には自分で「100万ドルの笑顔」と言う子とは働きたくなかったので、申し訳ないですが不採用になっていて安心しました。
チャームポイントはなんですか?の回答ポイント
「チャームポイント」は「強み(長所)」と似ているようで若干異なります。
長所は内面的・性格的なことを回答し、チャームポイントは外面寄りの回答をする必要があります。
自信を持つことはいいことですが、あまりにも自信ありげに「100万ドルの笑顔」と言われるとイラっとさせてしまうかもしれませんね。笑
深堀はされないと思いますので、控えめに自分の気に入っている身体のパーツを回答しましょう!
100万ドルの笑顔は不採用になるようなので避けたほうが無難です。笑
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