私は人材派遣業界への転職を考え面接を受けていました。
複数社の選考を受けたのですが、ある一つの会社の面接が変わっていたのでご紹介いたします。
変わった面接というのが筋トレをしながらの面接でした。
最初聞いた時は「それ面接か?」と思いましたが、しっかりとした面接なのです。
時間は1時間くらいやっていたでしょうか。
非常に厳しいトレーニング(ダンベルやマラソン)などをしながら面接をするというものでした。もちろん面接の面接官も一緒に筋トレを行い、お互い汗をかきながら面接ということでした。
筋トレ面接の意図は!?
どうやら筋トレ面接の趣旨は人間的に体力の限界が出てくると頭が停止して本音が出るため、本音を引き出したいというのがその会社の目的だそうです。
正直筋トレ面接は本当に大変なものでした。
事前から1次の選考で「次はスーツではなくて、運動が出来るような格好で来てください」と言われていたので、トレーニングウェアを来ての面接だったのですが、私は普段から運動をするわけではないので、その筋トレがきつすぎてきつすぎて…。
トレーニングメニューとしては男性、女性で分けているようです。
そして女性もこのトレーニングをしながら面接を受けているのかと考えると、非常にユニークな会社だなぁと思いまいた。
面接の質問内容は一般的!
面接質問内容に関しては他の会社とあまり変わりませんでした。
- どうしてうちの会社なのか
- どういう業界を志望しているのか
- 将来どんなことをやりたいのか
- 入社したらどんなことをしたいか
- 一番会社に重要視していることはなんなのか
などざっくばらんに聞いてくださりました。
運動していることもあり、本当にざっくばらんに話せるのです。
自分の今まで過去でどんなことをやってきたのか、面接官が仕事の中で一番失敗したことなど、ハァハァいいながら話すと自然とお互い笑顔がこぼれてくるのです。
そうすると、「いやー正直~」などの本音トークが出てくるのです。
これに関しては本当によくこの会社考えたなと思いました。今でもその時の状況は忘れていませんし、面白かったなと思いました。
筋トレ面接で本音をぶつけ結果
結果的に面接は不合格と言われてしまいました。
しかし自分の中では非常に印象的な面接が受けられたのだと思うとあまりショックでも無いですし、この会社に対して恨みがあるわけでもありません。何を見ているのかというと恐らく体力の有り無しを見ているわけではないと思います。
どちらかというと、本音から出てくる将来像であったり、会社に対する思いみたいなところを見てるのではないかと思いました。
ユニークな選考方法
確かに筋トレしながら質問に回答すると本音が出てしまいそうですね。
企業への志望度が低ければ「正直受からなくてもいいです。ゼエゼエ」とか言ってしまいそうですね。
こうした変わったユニークな選考方法はベンチャー企業や社歴の浅い会社に多いので、事前に選考内容をしっかりと見ておきましょう!
体験者様のおすすめ!
筋トレ面接には残念ながら落ちてしまいましたが、結局ほかの人材会社に採用されました。
転職活動はしっかりと準備し自己分析、企業分析に時間を割きました。
転職サイトは人材業界の求人が多く、年収アップが見込める「リクナビNEXT」を利用し、最終的にスカウトメールから今の企業にたどり着きました。
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