昔の新卒時代の就職活動のエピソードです。
私は当時女子大に通っており、女子大を卒業後ほとんどの女子が一般職に就職し結婚していくという風潮の時代であり、その時代のど真ん中にいた女子大でしたので、私自身どこかの企業にいきたい!という強い想いはありませんでした。
みんなが受けるからと一緒に選考を受けた航空会社を採用され、六年間客室乗務員を経験しましたが、今回はその時の就職面接の話ではなく、4次面接で落ちた某大手テレビ局の採用試験について書いてみたいと思います。
きっかけは「恋のから騒ぎ」への出演オファー
大学時代にやっていた 「恋のから騒ぎ」という明石家さんまさんが司会をしていた局のプロデューサーの方?がよく大学近辺にいらして、素人でタレント性のありかそうな人をみつけては、「恋のから騒ぎでませんか?」と声をかけていました。
私も私の友人も声をかけられましたが、出演はしませんでした。
声をかけられたときに友人と一緒に話を少しだけ聞いたのですが、さすがテレビ局の方、本当にお話しのされ方が魅力的で、恋のから騒ぎにでないと人生損してしまう!今からネタに磨きをかけて面白い話ができる人間にならなければ!と本気で思わせてくれるトーク力とパワーをお持ちだと思いました。
その方の素晴らしい人間パワーがあまりにも印象的で、テレビ局を受験した、というのが一番の志望理由かと思います。
ラフな一次面接
当時は一次面接は、雑談のようなラフな楽しい雰囲気で、周りの面接にきた方たちとも仲良くなってしまい、面接官も聞き上手な方で、つい話すぎてしまうような感じでした。
はっきり覚えていませんが家族のことがメインでした。
うちは父母がとても仲良しなんですが、どれくらい仲良しかという具体的なエピソードを話しすぎて、帰宅して両親に話したよ、といったら、「なにしてんの、もう!」と母が赤面して笑っていたのを覚えています。
怖すぎる二次面接
2次面接は和やかな1時面接後に比べ暗黒の時間だったので、今でもはっきり覚えていますが、本当に怖かったです。
私は警察に取り調べを受けたことはありませんが、テレビてみるまさにあんな感じでした。
三人くらいの怖い顔のおじさんがいて、一番右のおじさんは、私がなにを話してもひたすら、だから?とか、あまりおもしろくないねとか笑えないねーとか、ずっと表情をかえずつぶやいてました。
今でいうところの圧迫面接になるのでしょうか。
真ん中の方は全く話さず寝ていました。
左の面接官は、違う誰かの面接が素晴らしかったとか、そんな話ばかりをして私の話は興味ないよアピール。さすがにそこまでこの会社に受かりたい希望がない私は「すみません、キレさせていただいてもよろしいでしょうか?」と丁寧にたずね、反撃!20分くらいしゃべりつづけましたね。なぜ、受かったのか全くわかりません。
三次面接はなぜか記憶がなくてすみません。グループ面接で仲良しの子ができて、今もその子とはママ友なんですが、面接の内容は全く覚えてないんです。
四次面接の質問内容
そして、最後四次面接はとにかくすごい速さで質問されました。
それに対して五秒で回答しろというので頭はフル回転、質問は確か、
- もし明日あなたが死ぬとしたらなにをする?
- 誰に会いたい?
- あなたがどこかを爆発するとしたら、どの駅にする?
- 動物のモノマネを五分以内で最大限面白くしてください
- 自分より隣の人が不細工だと思うなら手を上げて
- 玉の輿に乗る方法教えてくれますか?
などちょっと変わった質問が多かったです。楽しかったですよ、落ちましたが。
昔の話ですがテレビ局の採用試験を受ける方の参考になればと思います。
貴重なテレビ局での選考内容
時代が少し前とはいえ、選考内容などが大きく変わることはないので今でも行われているのではないでしょうか。
体験談を見る限り昔から圧迫面接は行われていたんですね。今ではインターネットですぐに拡散されたり、情報が出たりするので最近のような印象がありますが・・・
マスコミやテレビ局を志望される方は是非参考にしてみてください!
短時間で回答するためには自己分析は必須
こうした面接にしっかりと対応するためには自己分析ができていないと回答に詰まったりしてしまいます。
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