転職につき物なのが成功と失敗。
光と闇くらい違う両者ですが実際にどのような違いが有るのか解説したいと思います。
今回は実際あった同じような2人のAさん・Bさんを事例にあげて分かりやすく説明していきます。
Aさん・Bさんのスペック(転職前)
年齢 | 30歳 |
---|---|
年収 | 400万円 |
業種 | 不動産(中小企業) |
職種 | 営業 |
役職 | なし |
休み | 月8 |
ほぼ同じような年収や業種で転職時期も一緒の2人
それぞれ30歳という節目を向かえ長く勤めてきた不動産会社を退職し、新しい環境に挑戦してキャリアアップを目指そうと考えました。
Aさんの転職事例
年収 | 500万円 |
---|---|
業種 | 不動産(大手) |
職種 | 営業 |
役職 | 主任 |
休み | 月8 |
転職することで年収も100万円アップし役職もつきました。大手の不動産会社への転職することで安定感も増し福利厚生、昇給スピードも速くなりました!
これは転職成功です!
Aさん:年収アップに成功しました!
Bさんの転職事例
年収 | 390万円 |
---|---|
業種 | 不動産(同族会社) |
職種 | 営業 |
役職 | なし |
休み | 月7 |
年収がやや下がり休みも減りました。
入社して初めて同族会社ということを知り、同族会社のため社内での役職や立場も上がりにくく完全に転職失敗です。
Bさん:前の会社のほうが良かった・・
成功と失敗の違い
同じようなキャリアを持つ2人でしたが、転職後に比較してみると年収が110万円も差がつき、今後のキャリアアップの期待度も大きく異なる結果となりました。
AさんとBさんの転職に明暗を分けたのは何だったのでしょうか。
2人の転職活動を表にしてみましょう
Aさん | Bさん |
|
---|---|---|
転職活動期間 | 7ヶ月 | 1ヶ月半 |
自己分析 | あり | なし |
登録した転職サイト | 3つ | 1つ |
転職エージェント | 有り(2社) | なし |
上記の表をみるとAさんとBさんが転職活動への力の入れ方がまるで違うことが伺えます。
Aさんは自己分析をしっかりと行い、転職活動の期間を半年以上設け、転職エージェントを2社、転職サイトを3つ登録し情報収集をしっかりと行いました。
反対にBさんは突発的に転職をしようと考えたのか転職活動自体の期間が短いため、自己分析も行わず、転職サイトは1つ。転職エージェントなしと転職活動をするうえでは情報量が非常に少ないです。
つまり両者の違いは
- 転職期間
- 情報数
- エージェントの有無
だけです。
成功する人の真似をしてみる
転職に成功したければ、真似するのが一番!ということで今回はAさんが利用した転職サイトと転職エージェントを教えていただきました。
実際つかった転職サイト
公式サイト | URL |
---|---|
リクナビNEXT |
|
その場ですぐわかる転職力診断 @type |
リクナビNEXTを軸として独占求人の多いはたらいくも登録して情報収集を行いました。
なるべく大手企業が掲載しそうな求人サイトを選びスカウトが来るように職務経歴書を作りこみ、転職サイトに登録した職務経歴書は転職エージェントと相談しながら作成し、都度修正していったところスカウトが多くなってきました。
アットタイプは転職力診断を受けるため自己分析用に登録しましたので、実際に求人を見ることはほとんどありませんでした。
実際つかった転職エージェント
転職エージェントは30歳になったことをきっかけに、少し背伸びしてミドルクラスの転職エージェントを利用しました。
公式サイト | URL |
---|---|
転職にプロの力を。信頼できる、プロと。満足できる、転職を。 アイデムスマートエージェント。 |
主に利用したのはアイデムで最終的にはアイデムの非公開求人で転職しました。
転職エージェントの質に大きな違いはないように感じましたが、たまたま自分に都合のいいタイミングでお話を聞けたのがアイデムでした。
転職のもうひとつの事例C・Dさん
さらにもうひとつ転職に成功した方・失敗した方をご紹介いたします。
先ほどとは違い年齢や業界・職種も違いますが、こちらも転職が明暗を分けた分かりやすい事例で、特にDさんは転職活動に抜かりはなかったはずなのに結果としては失敗した例です。
Cさん(27歳)の転職成功事例
BEFORE | AFTER | |
---|---|---|
年収 | 270万円 | 340万円 |
業種 | 食品会社 | 外資系食品メーカー |
職種 | オフラインマーケティング | マーケティング全般 |
役職 | なし | なし |
年間休日 | 115日 | 120日 |
Cさんはネイティブではありませんが英語が出来、さらにマーケティングスキルがあったため、外資系のメーカーに転職しました。
業務の幅もオフライン業務だけだったのが、WEBマーケティングなどのオンライン業務もふえ順調にキャリアを積んでいけています。
転職成功です!
Dさん(35歳)の転職事例失敗事例
BEFORE | AFTER | |
---|---|---|
年収 | 600万円 | 650万円 |
業種 | 外資系生保 | 経営コンサル |
職種 | セールス | コンサルタント |
役職 | なし | なし |
年間休日 | 114日 | 125日 |
休日がなく、家族との時間が出来なかったかDさんは休日がしっかり確保できる会社に転職しようと決意しました。
年収もアップし休日も増えたので転職成功しているように見えますが、Dさん本人曰く転職失敗だとのこと。
理由としては労働環境が悪く、社内の意思の疎通もまともに出来ず、毎日息苦しい状態で、精神的なストレスが前職の比ではない。
給与50万円上がったのくらいでこんなにストレスが溜まるのであれば、50万円なんていらない!
こういった数字や今日面的に見えない部分でも転職の成功失敗の違いは出てきます。
まとめ
転職の成功と失敗は
- 転職活動期間
- 自己分析
- 転職サイトの登録数
- 転職エージェントの利用
などの要素で決まってきます。
転職サイトも数多く登録すればよいわけではなく、メインを決めてAさんのようにアットタイプは自己分析に使う。などの使い分けが必要です。
みなさまご協力ありがとうございました!