私は新卒で外資系生保の代理店に入社しました。成績は自分でいうのもなんですが、常に上位に入る成績でした。
勤めていた会社ではインセンティブがあり、基本給+インセンティブの給与体系だったのですが、正直、インセンティブの少なさに疑問を持っていました。休日返上で働いても実際に入る給与は、同世代と比べ少し多いくらいの金額くらいのものです。
入社してまる3年が経ち、上記を理由に会社を辞める決意をしました。退職後に転職活動を行い、今度はインセンティブの多い不動産業界へ挑戦しようと思っていました。東京都で出来れば設立の浅い企業に絞り込んで探していましたところ、条件に合いそうな企業があったため、迷わず応募。先方からの連絡を待ちました。応募からすぐに電話がきました。
相手は応募先企業の代表の方でした。「金融業界出身ということで、不動産業界に関連する部分もあると思いますので、選考をさせていただきたいのですが、来てもらっても時間の無駄ということがあるので、予めいくつか電話で確認したいんですが?」と言われました。
違和感しかありませんでした。
電話面接の内容と代表の対応
以下、応募企業代表=代
代「外資系の生保ということだけど、給与はどれくらいだったの?」
私「500万円前後です」
代「ふっ(笑)・・・外資系の生保で独立している知り合いがいるけど、その人年収4,000万円くらいあるよ。」
私「はあ」
代「君はそこまではできなかったわけだよね?」
私「そうですね。」
代「うちも設立して間もなくて、営業も優秀な人だけしかいらない。業界的にも残業とか多いけど大丈夫?」
代「私もこの業界の経験は半年しかないけど、もっと稼ぎたいから独立したわけなんだけど君は独立したくないの?」
私「そうですね。いずれはしたいと・・(話をさえぎられる)」
代「そっか、まあ面接きたいなら来ていいよ。いつなら来れる?」
私「○○日であれば可能です。」
代「わかりました。お待ちしてます。」ガチャッ
プープープー
なんやこいつ・・・つい面接行きますと言ってしまったが、おかしいだろココ。まさか電話で圧迫面接を受けるとは・・
後日、面接はキャンセルし、私は出身地の優良企業にめでたく転職しました。もう3年ほど前で、会社名も忘れたため調べようもないですが、長続きはしないだろうなぁ。