23歳、新卒で大手家電量販店に入社して4年間勤め、27歳の時に転職を決意しました。
学生時代の塾講師のアルバイトが非常に充実したものであったため、もう一度教育業界で働きたいと考えていました。私が受けた企業は、本業は建築材料の製造をしている会社でした。
副業としてフランチャイズで個別指導塾の運営もしているということで、そちらの教育事業部への応募という形で面接を受けさせていただきました。
具体的な選考方法
選考方法は、適性検査と総務課長面接・常務面接・社長面接でした。
適性検査と書類選考はすんなりと通過し、1度目の面接は人事担当の総務課長面接でした。
実際は面接とは名ばかりのもので、会社の創立からのお話や給与体系などの説明があり、その後履歴書の記載内容について、資格取得や志望動機などについての質問が少しあるくらいでした。
続く常務面接では、転職の理由や志望動機、自己PRなど、一般的な質疑応答の面接でした。無事に通過し、最後の社長面接を残すのみとなりました。
社長面接!質問は・・
社長面接で聞かれたことは、たった一つ
「親御さんの誕生日はいつですか?」
という質問でした。不思議に思いながら両親の誕生日を伝えると、社長は質問の真意をこう話してくださいました。
「親の誕生日を知らない人は親不孝者だ。親に生んでくれたことを感謝出来る人間を採用したい」と。
社長はモラロジーという倫理道徳を学ばれている方で、経営にも大いに取り入れられているとのことでした。人の幸せを願い、そのために尽力することで自分が幸せになれるというお考えでした。
教育においても、生徒のために全力を尽くすことで、経営もうまくいくという方針です。会社は社員のため、顧客のため、取引先のため、全てに対して良いことをしていく、という経営方針に共感し、強く入社したいと思いました。
社長との最終面接は1時間ほど続き、ほとんどは社長の会社への思いや企業理念のお話でした。誕生日を答えられた私は、見事に採用通知をいただき、入社して4年になります。
質問の意図が凄い
意外と回答できない人も多いんじゃないでしょうか。質問の意図もしっかりしており、教育者としてもすばらしい方だと感じさせる質問ですね。
経営者の方だと思想や思考の勉強をされている方も少なくないため、面接でこうした質問が出てくるんですね。こういった社長の下で働いてみたいものです!
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