私が20代半ば、転職活動をしているときに受けたワインを仕入れ・販売する会社がとっても印象的でした。
前職は個人宅を訪問する営業をしていたのですが、お酒が大好きなこともあり面接を受けてみようと応募しました。
まず平日の昼間に1次試験の案内があり、簡単な筆記試験と担当者との1対1の面接を受けました。担当者との面接では、仕事内容の説明を聞き、前職の営業内容を聞かれました。
ここまでは一般的な内容でしたが、前職の営業内容を聞かれた際に、担当者から、
「うちは個人宅への営業がほとんどなので、前職のお客様のところにも営業も出来るね!それいいね!」
と一言。
それっていいのか?と少し考え、私は「そうですね、出来るかもしれません・・・」とあまり否定的なことも言えず曖昧に答えておきました。
最終面接は土曜日!?
そして面接から2日ほど経って担当者から最終面接のお電話を頂きました。
日程を聞くとその週の土曜日の午後希望とのことでした。
あいにく私がその日予定が入っていることを伝えると、担当者は夕方でも大丈夫ですよ、と明るく時間を変更して頂きました。
その会社は、募集要項には土日休みと記載がありましたが、今回は最終面接をされる方が土曜しかいないのだろと、あまり考えずにいました。
最終面接の土曜日18時に私は会社に向かいました。
営業の方がいるフロアを通って応接室へ入りましたが、このとき驚いたのが、ほとんど全員の机に人が座っていて仕事をしていたことです。今日は休みじゃないのかな?と少し不安に思いながらも、いざ最終面接へ。
みんな土日出勤していることに不安を覚え・・
面接官は人事部長のような方がお一人いらっしゃいました。
30分程度仕事内容や私の前職での業務内容をお話しし、最後に質問はありませんか?と聞かれ、気になっていたことを思い切って聞くことにしました。
「募集要項には土日休みとありましたが、本日はみなさん出勤されているのでしょうか?」
面接官は少し苦笑いするかのように、「確かに今日は休みですが結構来てる人多いね〜、でも必ず来なきゃいけないわけじゃないし、休んでもいいんですよ。」と。
最後に面接官から「我が社で働きたいと本気で思いますか?本気でしたらぜひ頑張ってほしいですけどね!」と嬉しいお言葉を頂いたのですが、私は正直に今の気持ちを伝えました。
お仕事は大変魅力的でやりがいもあると思いますが、私はオンとオフをはっきりさせプライベートも楽しみたいと思っています。なので土日出勤が多いのであれば少し考えたいなとも思っています、と。
面接官は笑顔で、分かりました、正直にありがとう!結果はまたご連絡しますね、と言って頂きました。
きっと落ちただろうと分かりましたが、やはり結果は不採用でした。
不採用なのにまた連絡が・・
その1ヶ月後に突然、担当者から電話があり、その後就職活動はどんなですか?と。
私はもう別の会社に就職していたのでその旨お伝えすると、分かりました、ちょっと気になっただけです、頑張って下さいね!
それ以降は連絡はありません。とっても気になる印象的な会社でした。
個人営業の募集はよくチェックしよう!
さらに不採用通知を出しておいて、その後日連絡をしてくるあたりが「人が集まらない上に辞めていく」ことを証明していますね。
完全にブラック企業です。
ちなみに個人への営業がメインの会社は土日出勤が多くなります。なぜかいうとお客さんである個人が自宅にいるのは土日だからです。
個人営業の会社すべてが土日出勤ではないですが、ある程度休日出勤は覚悟しておき、代休などが確保できるか?などはよく確認したほうが良いと思います。
個人営業の仕事に応募する際には十分に注意して応募しましょう!
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