とある大手小売企業の子会社である、システム開発会社の中途採用面接に行った際のことです。
前職では転勤が多く、これ以上の転勤・転居は避けたいとの思いから始めた転職活動だったため、応募書類にも転勤を希望しない旨を記載していました。
応募した会社は自宅からの通勤圏内にしか拠点がなく、実質的には転勤はありえないのですが、念のため応募書類にも記載していたのです。
何らか会社の事情で転勤が予想される場合には、書類選考で落とされるはずだと考えたからでした。
書類選考は無事に通り、次の選考である面接に進むことになりました。
面接は一般的な内容
まずはよくある面接と同様に、志望動機やこれまでの経験やスキルなどの質問がありました。
もともと転職活動の準備を長い時間かけてやっていたこともあり、問題なく回答して面接官の印象も良かったと思います。
そして面接の中盤にさしかかり、具体的な労働条件などについての話になりました。
そして、面接官から不意に質問がありました。
「転勤を望まないそうですが、もし転勤の辞令があった場合には、転勤できますか?」と。
急に怒り出した面接官
応募書類にも転勤は希望しない旨を記載してますし、そもそも今の会社の拠点では転勤はありませんよね、ということを確認したところ、急に面接官の態度が変わりました。
「転勤というのは会社の命令だ。転勤できるかどうかというのは社員は断ることができない。転勤を断るということは、会社からの命令を断るということだ。あなたは、会社が下した命令に逆らうことがあるということですか!」と。
こちらは転勤のことについて聞かれたため、転勤について希望しないと回答したのですか、面接官の質問の意図としては、会社の命令に従えるのかどうかというように、質問の趣旨が広範囲になってしまっているようで話が噛み合いません。
結局「会社の命令には従うけれど、転勤は希望しない」と説明しますが、面接官は納得せず、会社の命令に従えないのですね。という解釈をしてしまいます。
残念ながら、面接が終わるまでその転勤に関する話は噛み合わないままとなってしまいました。
こんな状況では万一採用されても、入社してから苦労してしまうと思っていましたが、案の定というか、無事にというか不採用となりました。
噛み合わない面接は上手くいかない
事前に履歴書にも記載しているので、その時点で「会社の命令に従わない人材」と判断されていたのであれば面接に呼ばれないですよね。
おそらく書類選考した人と、実際に面接した人が違うのでしょうね。命令に従わないと解釈したのはこの面接官だけだと思います。
それにしても大げさな面接官ですね、質の低い面接官がいる会社は不採用でよかったのではないでしょうか。
ちなみに噛み合わない状況になった場合は、無理に納得させようとするとお互いにヒートアップしてしまう可能性がありますので、自分の考えをサラッと述べて、引くのが正解ですが、残念ながら多くの場合は上手くいきません。
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