一般事務で仕事を探していた時に出会った飲食関連会社での最悪な面接の話です。
面接会場は事務所…と言っても、二階建てのアパートでした。
一階が事務所、二階は倉庫で、面接自体は倉庫として使っているらしい二階の部屋。
倉庫と言ってもアパートの一部屋なので特に荷物が積まれているわけでもなく、広々とはしていました。
面接官は社長
面接はそこの会社の社長で、いざ面接が始まり一番最初の質問が「デザインに興味ある?」でした。
もちろんデザイン系の業種でも職種でもなく、私は一般事務として応募しています。履歴書にも書いていません。
ただ趣味で絵を描いたりしていたので、私は嬉嬉として「はい、絵を描いたりするのが好きです」と答えたところ、「そういう職種で働いた方がいいんじゃないの?」と言われました。
ビックリして言い淀みましたが、「デザイン系で働くにはイラストレーターやフォトショップなどの資格や経験が必要なので難しい。」と返すと「そこが26歳(私の年齢)の悪いところで、極端に言えば免許はなくても車は運転出来るんだから、そんなのは気にしないでフリーでもいいからやってみたらいい。うち(会社)のデザインもフリーに外注してるよ?女性だし需要あるよ。」と語られました。
そうは言っても難しい世界、そんな簡単な問題じゃないんです。
言い争っても仕方がないので、「ちょっとそこまでではないですね…」と濁してその話は終了。
前職の退職理由では馬鹿にされて
その後は前職の退職理由を話し、「一般事務で入ってみたはいいものの、聞いていた話とは違いほとんどパソコンを使用させていただく事が出来ず、これでは宝の持ち腐れだと思って退職しました。」と言うと「(宝の持ち腐れに関して鼻で笑いながら)いや、そこまでではないけど」と少し馬鹿にされ・・
「受注業務は全て手書きで書き起こしていました。」と話すと「その会社馬鹿だね。」の一言。
しまいには「パソコンを使用して仕事の効率化を図ろうと提案してみましたが、それも却下されました。」と話すと「それはあなたのプレゼン能力が足りないからだよ」と。
それ以外にもいろいろと説教される
「事務よりも営業の方が向いてるんじゃない?」とか、「効率化効率化言うけど、先人がずっと同じやり方をやってきていて、あなたが急に提案しても受け入れられないだろうし、それではあなたが会社で浮いた存在になるだけだよ。
効率化は何のためにするの?仕事を効率化したら人員がいらなくなるし、それって結局自分の首を絞めているだけで、あなたもその会社で必要なくなるよ。あなたの意見は非常に危うい。
ここ(会社)では俺がルールだし、あなたのその提案が取り入れられなかったらまた辞めるの?」
などと、今までの私のやり方をとにかく否定してきました。
ほとんどあちらの話を聞かされて終わり、「どうする?それでもここで働く?もしその気があるなら連絡してきて」と履歴書を返されました。
私は連絡はせず、結局辞退しました。
面接でこちらの話も聞かずに馬鹿にして説教だけしてくる社長。私にとって最悪な面接でした。
圧迫面接とは言いがたい
圧迫面接とはわざと高圧的な態度をとったり、意見を否定したりすることで、応募者の対応や忍耐力を試す選考方法ですが、基本的に応募者を馬鹿にすることはありません。
応募者を馬鹿にすることが圧迫面接と勘違いしている、間抜けな面接官もいますがそれは選考ではありません。
※面接担当者の方は覚えておいたほうがいいと思います。
こちらの社長もおそらく勘違いした間抜けか、もしくは本当に嫌な人間のどちらかでしょうね。
辞退して正解だと思います。
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