お酒が好きで彼氏がいたから採用!?建築会社の事務職での面接

お酒が好きで彼氏がいたから採用!?建築会社の事務職での面接

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建設業の事務職に応募をしましたが、面接の際にいたのが会社の社長と事務員でした。

それまでもいくつかの面接を受けていましたが、面接官に事務員がいるのは初めてでした。25才の女子社員が社長のとなりに座っていてまずはそこに驚きました。

会社概要をサラっと社長から聞かされると、続く説明や質問はすべて事務員が進めました。社長が話していた時間は5分もないと思います。

印象としては「ほとんどしゃべらない社長と、反対にずっと話してくる事務員」でした。

事務員の女性から仕事内容の説明を受け、それに対する質問をし面接も終わりに近づいてきたころ、今度は事務員から質問を受けました。

事務員からの質問内容

事務員からの質問は仕事にまったく関係ない

  • 彼氏はいますか?
  • お酒は好きですか?

という二つの質問でした。正直、仕事の何に必要なのか?と思いましたが差長が隣にいるため印象を悪くしたくないので答えておきました。

今そんなことを聞いたら、セクハラと言われても仕方がないと思います。実際当時も、あまりいい気はしませんでした。

面接も終わり、後日採用連絡がきて、転職することになりました。

仕事について半年ほど経ってから、なぜあの質問をしたのか、事務員の女性に聞いてみたところ、採用するなら彼氏のいる子がよかった、という驚愕の答えがきました。

彼氏がいなければ落ちてい!?

質問に変に勘ぐり、「いません」と答えていたら不採用。

そしてお酒は、自分が大好きで飲みにいくから、付き合ってくれない子は嫌だったと。会社にとって、とか仕事がどう、というごくごく当たり前の審査ではなく、その事務員の采配で採用したようです。

面接の際、ほとんどしゃべらない社長と、反対にずっと話してくる事務員の意味はこれだったのです。

採用試験にはパソコンや漢字の書き取り等もあったのですが、そこはほとんど見ていないように思えました。

こういった社長より距離が近く働く女性の采配で採用が決まることや、その女性の個人的な好みで採否が決まることもあるようです。

当時、他にも数人面接を受けていたようですが、たまたま彼氏がいて、お酒が好きな自分に決まったようです。真面目に受けて、不採用となった子たちのことを思うと複雑ですが、採用される理由というのは、本当に企業によって様々なのだなと知りました。

でも自分が面接官の立場ならそんな質問はしないし、したとしても採用基準にはなり得ないですが・・

現場スタッフの素直な質問

企業によっては最終的な採用の判断を現場のスタッフに行わせる場合があります。

この企業もまさに現場目線での採用だったのだと思います。

今回の事務員の女性の質問は不慣れのため素直に聞きたいことを聞いたのではないかなと思います。良いか悪いかは個人的な感じ方があると思いますが、個人的には現場の意見を尊重する会社・聞きたいことを聞いてくる女性事務員。魅力的な会社だとは思いますよ。

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