保育園で保育士として働きたいと思い、いくつかの企業や社会福祉法人での選考を受けました。その中で印象に残っている選考についてお話したいと思います。
私が受けた園はビルのワンフロアが施設になっているタイプの近年増えている都市型の園でした。選考は書類が一次、二次は筆記と実技、面接、そして三次が最終面接という構成でした。
二次では筆記・実技・面接が順番に行われ、筆記は小論文と一問一答形式のペーパーがA4の用紙に2枚程度でした。制限時間は一時間と言われましたが、「終わったら声をかけてください。」という感じで、そこまできちきちしていない印象でした。
筆記と言っても専門性や専門的な知識の深さを問うものではなく、どちらかというと私の人格や人間性や考え方を述べることを求められている内容でした。
例えば小論文のテーマは「家族との思い出」でしたし、一問一答の内容も
- 特技は?
- 座右の銘
- 大切にしてきたこと
などでした。
実技選考の内容
次の実技に関しては事前に何も知らされておらず、即興なのかとドキドキしていたのですが、内容としては一つのクラスに一時間ほど入り保育に携わるというものでした。
いきなり知らない園・知らない子供たちのクラスに入るわけなので、クラスの担任の先生の指示を仰ぎながら動き、子供たちと関わりました。
子供たちとの関わり方や声のかけ方、クラスに入った状況での動き、職員との関わりなどを見られていたのかな、と感じました。
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いよいよ面接
実技が無事に終わり、いよいよ面接です。面接は人事の方と園長との三者面談の形でした。
- 志望動機
- なぜうちの園なのか
などの質問の他、施設のデメリット(ビルのワンフロアのため、近くの公園を園庭代わりにしている)について話を聞いた上でどう捉えているかなどを聞かれました。
本来は選考を通れば後日最終面接だったのですが、その場で選考の通過を知らされ、可能ならばとそのままと企業の代表との一対一での面接となりました。
面接の内容は、二次の面接をなぞらえるものでしたが、より深く掘り下げて聞かれた印象があります。ここでもどちらかと言うと人となりを見られているように感じました。
結果は内定をいただきました。
しかし、当初聞いていたのとは異なる条件があったことが後日わかり、残念ながら辞退させていただき、結局違う保育園に就職しました!
保育士らしい実技研修
園児たちにスグに好かれてクラスに馴染める人もいれば、あまりなつかれない方もいるみたいなので、実技を通して保育士としての適正を見極められたのだと思います。
保育士に限らずコミュニケーションが必要とされる仕事は、面接の際にコミュニケーションを計るような選考が多いので、サービス業や営業職志望の方は頭の片隅に入れておきましょう!
体験者様のおすすめ!
保育士は給料が他の仕事と比較すると安いため、給料面で求人を比較するのではなく、待遇や環境を見ながら選ぶのが良いと思います。
あとは任せられるクラスによっても大変さが異なるので、そうした点も確認しながら就職活動を行いました。仕事探しには保育士専門の「ジョブメドレー」を利用しました。