就職活動をしているとき、私は実力を試すつもりで、業界では有名になりつつあるベンチャー企業に応募しました。業界としてはコンサルティング業界です。
一次試験はSPIと志望動機、二次試験が人事面接、三次試験で役員面接を行い内定という仕組みでした。一次試験を通り、二次試験の人事面接に行きました。人事面接では3人同時に面接を受け、人事からの質問を順番に回答をしていくといった流れです。回答順は挙手制となっていたので積極性なども評価の対象になっていたと思います。
自己紹介、会社への志望動機、将来のビジョンなど一般的な質問を受け、途中から変わった質問がはじまりました。
「あなたを飲み物に例えると何でしょうか?またその理由を教えてください。」
質問の意図がよくわかりませんでした。とっさに機転が利くかどうかを見ていたのでしょうか?
私の回答はコーヒーとしました。
理由は、コーヒーは癖のある飲み物です。ある人にとってはとても飲むことができないものだが、ある人にとっては必須のもので、これがなければ生活が乱れてしまうような飲み物です。職場には色々なタイプ、性格の人がいるので私のことが苦手な人もでてくるでしょう。それでも私を仕事上必要としてくれ、私がその仕事にかかわらなければ仕事が成り立たないと思えるくらいの人物に私はなりたいと思います。
上記のように回答しましたが、結果的に私は落ちました。
ほかの人の回答は!?
「私を飲み物に例えるとスポーツ飲料です」
と回答している人がいました。
理由は私はスポーツ飲料のように吸収力が高く、教えられたことをすぐに吸収していきます。この吸収力の高さを活かして一日でも早く業務を覚えることができますといった回答でした。おそらくこのような回答が模範になると思います。
飲み物に例えるだけではなく、そこから自己PRを行い、さらにはどのような形で自分が役に立てるかまでを説明するといった流れになります。
初めて面接だったのでとてもおかしな質問だと思いましたが、面接対策の本を読むとこのようなたとえ系の質問はよく出てくるみたいです。飲みもの、色、動物などが主要なものとして出てくることがあるのでここら辺の質問には対応できるようしておいたほうが良いかもしれません。
私は複数社受けましたが、聞かれたのはこの会社の1回だけでしたが。。。