一部上場企業の不動産会社で転職の試験を受けた際の事です。
まず選考説明会からスタートし、最終面接まで5回の関門がありました。
パワハラとまでは行きませんが、なぜその企業が上場企業として第一線で活躍しているのか、それに対してどのような成果が求められるのかの説明があり、それでも納得出来る人は履歴書をおいて帰ってくださいという選考説明会の内容でした。
会場には100名を超える志願者がおり、自分も含めおそらく8割の人が履歴書を置いて帰ったと思います。
そこから転職の試験はスタートしました。
1週間後、企業から電話があり書類選考を通過しましたので、2次面接をお願いしますとの事で、2次面接へ向かいました。
2次面接は集団面接で、
なぜ当社を受験したのですか?当社に入ったらどんな事にチャレンジしたいですか?
との一般的な質問ばかりで、履歴書に書いていた事をストレートにお伝えし、その1週間後、2次面接を通過しましたので、3次面接をお願いしますとの事で、再度面接に向かいました。
3次面接も集団面接でしたが、多少圧迫面接のような雰囲気があり、営業職を希望していたのですが、うちに入ったらどのくらいの売上目標を掲げるつもりですか?
など実務も分からないまま実務的な質問に答えざるを得なく、分からないまま理想を答えるにすぎませんでした。
しかし3次面接も通過し、いよいよ最終面接へ臨む事となりました。
いよいよ最終面接
最終面接は役員の方も参加した緊張感のある面接でした。
3次面接以上に圧迫面接でしたが、究極の質問が
「うちに入ったらいくら給料がもらいたいの?」
という質問に対し、
「400万以上はほしいです」
と答えると、
「1000万以上はほしいですと言ってもらわないと困るんだよ!」
と罵倒されました。
その後の質問は特になく、それから1週間後に文章で「採用を見送らせていただきます」という悲しいお知らせが届き、不採用となりました。
中途採用なので即戦力を求めている事は理解できるのですが、今回の面接を経験し、ある程度のハッタリや勢いは大切なのだと感じました。