私はベンチャー企業への就職を希望したのですが、就職活動自体がとても楽しくて色々な企業の選考を受け、約300社ほど受けていました。
合格(内定)はいくつももらっていたのですがまだまだやりたかったので、何社も受けていました。
その中でこれは本当に面白いなと思った面接がありました。その会社は人材系のベンチャー企業で選考方法はなんと、「社長&社員と選考者の飲み会」です。
本当にお酒を飲みながら選考
まれに会社でお酒を飲みながらまったりお話しましょうみたいな会はあります。
ただ、本当の居酒屋にはいってただの飲み会が選考だそうなのです。
私も初めて聞いた時は唖然としましたが、実際に参加して私たち選考を受けている側が約15名、面接官(会社の人)は2名と社長。
想像通り、一回も話せないのです。
今考えたら何を見ていて合否を決めていたのだろうと思いますが、実際に飲みながらの面接を合格し内定している人もいます。正直席の運もあると思うのですが、あの選考の方法は今でも続いているか気になります。
噂を聞いてお酒を飲みたいがために参加している人もいるはずなのでは・・
最終選考とかだったらまだ理解が出来ますし、インターンに参加したり、最終選考が終わったあとに「お疲れ様」の意味を込めた飲み会は参加したことがあるのですが、一次選考からいきなり社長と社員の面接を飲み会式でやる企業には驚きました。
飲みの場で社長話せず・・社員から意外な質問
ベンチャー企業の面接を中心にたくさん面接を受けてきましたが、こちらの会社は選考方法もですが、非常に面白いというか特徴があるような企業だなと思っていました。
居酒屋面接の場では私の場合は一回も向こうの社長と話す事が出来なかったので、十分にアピールすることもお話を聞くこともできませんでした。
何が正解なのかは分からず…。
ただ社員の人とお話をして印象的な質問がありました。それは
「なぜ人生の中で会社員になるという選択を選びましたか?」
という質問です。
これは今まで150社以上の面接を経験してきましたが初めての質問でした。
社長ならまだしも会社員である社員の方から・・
自分が会社員として働いているにも関わらず、あたかも自分を否定するような切り口を使っているからです。ますますなんなんだろうと思い始めてしまって…。
私は結局選考に落ちてしまいましたが、後から合格した人に「どうして受かったのか」という質問をしたところ、積極性が大事だと言われました。
色々な面接を受けていましたが、これほど珍しい選考方法をとって珍しい質問をしてきたのも初めてでした。
ベンチャー企業なので、最近ではかなり知名度も上がってきているかとは思いますが、未だにこの選考方法をやっているのか気になります。
飲みの場では失礼のないように
誰も話さない光景が眼に浮かびます。おそらく周囲への気の配り方や話の積極性、お酒を飲んでも崩れないかなど見ていたのだと思います。
クライアントや取引先の人にお酒の席で失礼なことをしてしまった・・
という失敗は結構ありますからね。そういったことを防ぐ目的も合ったかもしれません。
変わった選考はベンチャー企業ならありえますので、今回のケースのように、あまり質問の意図を考えると選考自体が上手くいかない可能性があります。
前もって心の準備をしておくと良いかもしれません。
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結局人材系ベンチャー企業には受かりませんでしたが、「Find Job!」で他のベンチャー企業に就職しました。
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