大学生の頃の就職活動で16社面接を受けました。
面接の練習にもなりますし、色々な業界の色々な会社を見に行くことができるので、必要以上に興味のない会社の面接にまで参加していました。面接以外にも就職説明会にも積極的に参加し情報収集をしていました。
そのなかでも最も印象的な面接が自動車会社の面接でした。
まずは企業の説明会に参加してその後は、
- 一次試験(総務部の方と面接)
- 二次試験(筆記試験)
- 三次試験(集団面接)
- 最終面接(役員面接)
という流れでした。
自動車業界に興味無かったのですが、企業の説明会に参加して話を聞いてみると「楽しそうだな」と思いはしたのですが、面接までは参加しなくてもいいかなと。
そう思っていましたが説明会参加後にその自動車会社の総務の方から直接お電話があり、是非面接に来てほしいとのことで面接を受けることにしました。
一次面接は、大変和やかな雰囲気で、何度も面接を経験していた私は緊張することも無く面接することが出来ました。その後の選考も、順調に進み、いよいよ最終選考の役員面接になりました。
事件は最終面接で起こった
最終面接会場に着き、他の候補者とともに、控え室で待っておりました。面接まで時間もあったためトイレに行くと、ちょうど面接を終えた私と同い年程度の女性が面接会場から出てきました。
浮かない顔をしているなーと思って見ていたら次の瞬間、女性が泣き出してました・・
その姿を見て私は「これはマズイ予感がする・・」と緊張はピークに達しました。
いよいよ自分の番。中に入ると6人ほどの強面な役員の方がいました。挨拶を済ませ席に着くと最初の質問が来ました。
大学生活で一番印象に残ったことは?それをどう今後に活かしていく?という質問でした。
正直、ありきたりな質問でしたから、いつもどおりに答えました。ですがそこから、私の回答に対して、全員からのダメだしの連発でした。ああ言えばこう言う、もはや揚足なのでは?と思うほどのやり取りでした。
かなり大きな声で高圧的に揚足を取ってくるので、さすがにイラッときてしまい私も反論してしまいました。
圧迫面接終了。結果は!?
全員が揚足を取り私の回答に対して嘲笑する役員もおり、かなりの圧迫面接でした。
面接が終わり、女性が泣いてしまった理由が良く分かりました。面接慣れしていたつもりの私も緊張しましたから、女性に限らず面接になれていない人だと泣いてしまう気持ちもわかるような気がします。
結果としては合格をいただきましたが、正直あの役員を上司として、働きたくなかったので、内定辞退させて頂きました。
圧迫面接を行うメリット
大手の自動車会社ともなると人気が高く応募者も多いことが予想されるので、最後の最後にふるいにかけたということでしょうね。泣くまでやるのはいかがなものかと思いますが・・
結局辞退されたということですが、もともと興味もなかった会社から内定がでたからといって安易に入社しないのは非常に冷静で良い判断だと思います!
わたしは大手企業中心に就職活動をおこなっていましたが、その際に役に立ったのは「キャリアパーク」です。
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