転職したもののキャリアパスが見えず、どこか新卒採用(生え抜き)組との差を感じる・・
といった経験をされた方・今現在感じている方も少なくないと思います。
せっかく転職したにも関わらず、社内でのポストや昇進が見えないのであれば何のために転職したのかわかりません。
そこで今回は「中途採用でも出世はできるのか?」「新卒採用(生え抜き)と差が付く違いは?」を解説していきたいと思います。
結論:会社による
こんなことを言ったら元も子もありませんが、中途採用の人材が転職先で出世やキャリアアップが可能かどうかは会社によります。
極端な例ですが、もしあなたが人事担当者だったと仮定して「新卒から5年勤めている人」と「中途採用で5年目の人」どちらも同じ年齢・同じ能力だった場合どちらを昇進・昇給させますか?
このように中途採用で即戦力の人材だとしても、出世や昇給となると新卒入社組が先となってしまう人事は必ずあります。
他の情報サイトを見ると「中途採用だろうと出世には関係ない」と書いてありますが、実際に中途採用者と新卒入社で昇進・昇給スピードが異なる会社は存在するので注意しましょう!
そもそも雇用条件が新卒入社とは違う!?
新卒入社と中途採用者に差を感じやすい部分として、給料が転職組より新卒入社組のほうが高いといったことがあります。
と思ってしまいますが、これはそもそもの入社条件・雇用条件が違うことが要因として挙げられます。
分かりやすい例で言うと新卒入社組は勤続年数分で手当てや昇給があるが中途採用者にはない。など
こうした雇用条件の違いが差を感じてしまう要因のひとつでもあります。
なぜ中途採用組は出世コースから外れやすいのか?
新卒採用組を出世させる理由をみてみましょう!
1.企業文化の浸透
新卒で入社した社員は他の会社の経験がないため、企業文化や社風がしっかり身についています。
企業としては「社風や企業文化をしっかり理解し、他の社員に伝えることができる人材を管理職・マネージャー職にすることで企業文化を変化させない。」といった目的があります。
2.社内業務・社内状況の把握
新卒入社組は社内の状況や業務を把握しており、様々なことを知っているためマネジメントできる人材と評価されやすいです。
3.人間関係
やはり新卒から働いていると社内の人との関係はしっかりと構築されていることが多いです。上司・部下などわけ隔てなく接することができるので出世する際にも適任として名前が挙がることが多くなります。
新卒組と中途採用組に差をつけるのはどういった会社が多いの?
ベンチャー企業や設立浅い会社では【実力主義・結果主義】が多いですが、社歴の長い会社や業界の中堅・大手の会社では新卒入社でなければ出世コースがない会社も存在します。
ただしこればかりは入社してみないとわかりませんので、面接時や待遇交渉の際に、どのようなキャリアパスがあるのかを十分に確認することも重要です。
同族経営会社も要注意!
出世・昇進したいのであれば同族会社にも要注意です。
同族会社例
- 代表取締役 山下 ○○
- 専務取締役 山下 ○○
- 常務取締役 山下 ○○
など
血縁関係のある人しか出世できない・管理職になることができない会社もありますので、会社概要を見て経営陣が同じ苗字ばかりの会社には注意しましょう。
中途採用でも出世できる会社探し
中途採用でも出世できるかどうかは入社してみないと分かりませんが、入社してからではもう手遅れです。間違っても出世できない会社に入社しないよう事前に会社の情報を十分に調べておく必要があります。企業の情報を調べる際には口コミサイトを利用しましょう!
口コミサイトは【給料】【残業】【休日】【賞与】【社内恋愛】など現役社員・元社員がリアルな会社の現状を投稿しています。
口コミサイトで特におすすめなのが「キャリコネ」です。キャリコネは口コミの項目の中に【出世】という項目があるので中途採用の出世について詳しく記載されています。
【データの詳細】を見るためには会員登録が必要になりますが、無料ですので転職活動をする際には必ずチェックしてください。
中途採用は昇進・出世しない?まとめ
企業によっては新卒組を優遇し、中途採用組が昇進・出世できない会社も存在します。自分の理想のキャリアパスを実現できるように「出世できない会社」に入社しないように情報収集を欠かさずに行いましょう。
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