就職活動、転職活動は1社のみでだけでなく、複数社面接を受けることが一般的です。
そのことは当然企業側も知っており、「他社の選考状況は?」と面接で直接確認される場合があります。
素直に回答したらいいのかそれとも黙っているのが良いのか非常に迷いますよね。
そこで今回は「他社の選考状況は?」と質問された際の回答方法と例文をご紹介いたします。
回答ポイント
まず他社の選考状況は「他に受けている企業がありますか?」の質問の後に聞かれ事が多く、そこから一歩踏み込んだ回答を求められます。
他社での選考が順調に進んでいる場合は、自信を持って伝えて問題ありません。しかし、順調ではない場合はなるべく選考が進んでいる企業をメインに伝えましょう。
例えば2社中1つは最終面接まで残っていて、もうひとつは一次選考で落ちていた場合、わざわざ両方伝える必要はなく、
など。
選考を受けている企業すべてを回答するのではなく、1社もしくは2社に絞り込んで選考状況の良いものを回答していきましょう!。
新卒採用の場合の注意点
新卒採用の場合は、選考を受けている時期(卒業間近の2月や3月)によっては、選考が上手く進んでいない。もしくは他社での採用されなかったという状況が面接官に伝わってしまいますので、他社の選考も順調ですよと答えても怪しまれてしまう可能性があります。
こういったケースの場合はある程度、素直に選考状況を伝えたうえで、自分のやりたいことや志望企業の方向転換をして再度、就職活動に取り組んでいると回答していきましょう。
もしまったく就職活動をしていなかった場合はその事情を回答にしましょう!
面接官がチェックしているポイント
面接官が他社での選考状況を確認する理由は主に2つあります。
ひとつは「客観的評価はどの程度か?」です。
面接官も採用基準はあるものの、自分が100%正しい判断ができているか不安になります。そのため他社の選考状況と自分が与えた評価に大きくずれが生じていないか確認するために他社の選考状況を確認します。
「この応募者はダメだな・・」と低評価を与えた場合でも、他者の選考状況が良かったりすると「あれ?もしかして自分が間違っているのでは?」となり、改めて応募者をジャッジするきっかけにもなります。
ふたつめは「内定を出す時期」です。
優秀だと感じた人材が、他社で最終面接や内定まで進んでいる場合は、他の企業に行かないように、早く内定を出す必要があったり、給料面や待遇面を考慮しなければいけなくなったりします。
このような事情も企業にはあるため、選考状況を聞かれたら「良い選考状況」を回答することをお勧めします!
回答例文(順調編)
○○職志望の私としてはできる限り○○がある程度自分の裁量でできる企業を選択し応募しております。そちらでは最終面接を残すのみとなっております。
回答例文(新卒・順調ではない)
自己分析と業界分析を徹底的に行い、今現在御社を受けさせていただいております。
※上記のように回答するためには、志望動機と紐づけて回答する必要があります。 意見や考えたをコロコロ変わる応募者と判断されないように、方向転換したきっかけや経緯などしっかりと伝える必要があります。
他社の選考状況まとめ
面接で「他社の選考状況は?」と質問された際には、なるべく選考状況の良いものを回答していきましょう。
すべて一次選考で落ちています・・・などの回答は「他の会社も欲しがらない人材」と捉えられる回答で、採用が遠ざかる可能性がありますので注意しましょう。
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