「動物に例えると？」面接で質問された際の実際の模範解答！

学生の就職活動の時にいくつか受けた会社の中で、大手人材派遣会社の面接は今でも印象に残っています。

まず結論からいうと、面接の結果は「不採用」に終わったのですが、面接の雰囲気は今でもよく覚えています。

動物に例えると何ですか？

集団面接で、７～8人位が並んで椅子に座らされ、まずは一般的な志望動機と自己アピールから聞かれました。

それが終わると今度は「自分を動物に例えると何か？またそれを選んだ理由も合わせていってください。」と言われました。

そんな質問が来るとは想像していなかったうえに、集団面接なので徐々に追い詰められるような変な圧迫感というか、一人の面接よりいつにもまして緊張感が漂う雰囲気でした。

私はぎりぎりまで思いつかず冷や汗をかきましたが、とうとう自分の順番が来た時、とっさに

「カメレオンです。それを選んだ理由としましては、どんな環境にでも柔軟にその場所の色に染まることができる協調性や、臨機応変に対応する柔軟さがあると思ったからです。」

と答えました。

その答えが不採用の直接の原因になったかはわかりませんが、我ながら「カメレオン」などと答えてはまるで自分の意見を何も持たない、またはころころ主張が変わる自分がない人間だと取られたかもと後から反省しました。

他の学生は

「日本犬です。誠実に会社の為に尽くします。」

とか

「像です。いつも冷静にどっしりと構えて仲間意識が強いタイプです」

などと答えている人もいました。

こういった質問では自己分析がきちんとできているか、またそれを第3者に的確に伝えられるコミュニケーション能力を持っているかをみられているのかなと思いました。

また集団面接という選考方法なので、一人の面接より当然ライバル意識が強く芽生え、その中でより自己アピールをしっかりできる人材かどうかを見極められていたのかもしれません。

私はどちらかというと一人でじっくりと面接で話をしたいタイプだったので、こういった競争力が試されるような集団面接は正直苦手でしたが、その中でも元気いっぱいに自分をアピールしている人もいたので、いい勉強になったと思っています。

面接で「動物に例えると？」と質問されるケースはたまに見られますね。

体験者様は「カメレオン」と回答したようですが、とっさにされた質問に対しては十分すぎる回答だと思います。

恐らく他の応募者で「日本犬」「像」と回答した人たちは事前に面接対策してきていますので、端的に模範解答のような回答ができたのだと思います。

就職活動や転職活動で見られる「○○に例えると？」といった質問は自己分析が徹底できていないと回答できませんので、事前に準備しておくことが大切です。

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