短期大学2年生の時に初めて挑んだ集団面接。
複数人いるから何とかなるだろうと思っていましたが、他の応募者と一緒に面接にトライするという状況に飲み込まれそうになり、協力して乗り切ろうというよりは「なんとか自分は内定を頂きたい!」という気持ちが込み上げてきました。
部屋に入ると、面接官の男性が1人。
にこやかに迎えてくれたその面接官は、会社説明会の時も先頭に立って説明していた40代くらいの方。
面接官は面接を受ける就職活動生(女3人でした。)をパイプ椅子に座らせました。
優しい口調で始まった面接でしたが、最初の質問、というか選考?はびっくりするものでした。
雑談をしてください!?
「それでは、まずは緊張もしていると思いますので、3人だけで何か話をしていて下さい。ここは面接とは関係ありませんので。」
嘘だろ・・と思いましたが、あまりにも普通にそう言われたので、というかそもそも断ることもできない面接の場なのでそうするしか無かったのですが、まさかの「雑談」を数分間することに。
でもこれは罠だ!試験だ絶対に!
と瞬時に判断した私は、他の大学四年生2人を差し置いて、話の主導権を握ることにしました。
「サークルは何かされているのですか?どんなことをしているのですか?」
失礼ながら他の人がどんなことをしているかは興味の範疇から外れていたが、上手く全員が同じだけ喋れるように調整したり、場を和ませようと少し頑張ってみました。
雑談終了
数分後、「さて、そろそろ緊張がほぐれてきましたか?」と後ろを向いてパソコンをいじっていた面接官がやっと振り向きました。
確実に何かしらの点数を付けているに決まっていると感じたけれど、そんな顔も見せてはいけないと必死でした。
そこからは、自己PRや志望動機など、よくある面接の質問が続き、志望動機については3回ほど突っ込まれ、深い話に持って行かれそうになりましたが、なんとか言葉を返しました。
自分なりにやりきったのですが初めての集団面接を終え、フラフラな足で会場を後にしました。
努力の甲斐あって?、その面接は通過することができました!
果たしてあの「雑談タイム」は何だったのか、気になるところです。
ちなみに最終面接で不採用になりました。
あの面接の意図は謎のままです。
雑談の意図は果たして・・
確かに急に言われたらビックリしますよね。「面接に関係ない」と言われても何か意図があるのでは・・と勘ぐってしまいますね。
個人的には「本当に雑談させるだけだった」と思います。
コミュニケーション能力や話の主導権などの能力を見極めたければグループディスカッションという選考方法もありますし、わざわざだまし討ちのようなことをする理由がイマイチ見つかりません。
面接官が書いていたのも面接に関係のないものなのかな?と思ってしまいました。
ただし雑談の場で何も話せないとなると問題がありそうですので、少しは関係ありそうですが・・
いずれにしても変わった選考や面接の意図を考えると集中力を欠き、自分の本来の姿を見せることができません。
あまり気にせず選考を楽しみましょう!
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