私が経験した圧迫面接は、公務員試験(税務)の二次試験(面接)でした。
面接の際、名前を呼ばれ面接の部屋へ入ると数名(確か5名)の男性の面接官が並んで座っていて、その前に私一人が座って面接をするスタイルでした。
まずは、学校名や名前等簡単な自己紹介をし次に面接官からの質問に入りました。
最初の質問から少しおかしい
最初の質問はなんと「女性ですが結婚のご希望はありますか?」でした。
まだ学校も卒業していない学生に対しての最初の質問が結婚についてでした。
続いて次の面接官は、
「結婚したら仕事は辞めますか?」と言い、また次の面接官は、
「結婚をしたら家庭と両立するつもりですか?」
と言った内容の質問を続けてされました。
私は、まだ学校を卒業していない学生だったので、今はまだ結婚については考えていないことだけど女性である以上はいつかは結婚をしたいことを答えました。
その後も続く圧迫面接
その後、志望動機や税務について思う事等いくつか質問をされた後また
「結婚願望はありますか?」とか「セクハラについてどう思いますか?」
と質問してきたので私は、「先程と答えは同じになってしまいますが」と前置きをして「結婚について願望はあるがまだ年齢的に考えられない。」と答えました。
しかしこの質問は、面接の間何度も繰り返され私は次第にイライラしてきて不貞腐れた感じで回答をするようになり最後には、
「面接の意味がわかりませんでした。」
とハッキリと言って退室しました。
意地悪でセクハラのような圧迫面接
同じ質問を何度も繰り返してイライラしない、泣かないタイプの人を採用したかったのはわかりますが、意地悪を楽しんでいるようにしか感じられませんでした。
一人の女学生相手に父親世代の男性数人が圧力をかけ、セクハラ発言を繰り返す面接はあってはならないと感じました。
同じ面接会場に来ていた他の女性に面接終了後に話をしましたが皆同じ様な内容だったようです。
逆に男性は全然違う感じでそれ程圧迫面接ではなかったようでした。
合否は「不合格」でしたが合格できてもあの方々が上司になるかと思うと仕事ができないかと思っていたので不合格で良かったと思います。
女性に対しての質問は配慮が必要
圧迫面接であれば違うやり方もありますし、男性の候補者にも行うべきです。
今回は女性にしか圧迫面接をしていないとのことで「セクハラをどこまで許容できるか」をチェックしただけにしか見えないですね。
公務員なのでストレス耐性は非常に重要なのかもしれませんが、いずれにしても「結婚について」「セクハラについて」しつこく質問される面接をされて、それでも採用して欲しいと思う人は少ないのではないでしょうか。
結婚願望はありますか?と聞かれたら?
ちなみに女性が結婚願望を確認されるのは「結婚したら仕事をやめるのでは?」と懸念されてのことです。
辞めなくても育児休暇などの取得などで欠員が出るので人材確保の調整が必要となります。
パーソナルな部分の質問ですので回答しにくいかもしれませんが「すぐには検討していませんが、いずれはしたいと考えています。」と今回の体験者様のように回答すればOKです。
わざわざ嘘をついて入社すると、就者後のトラブルに発展する可能性もありますので素直に回答しましょう!
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