新卒採用の面接に行くと
「学部」だけでなく「なぜその大学を?」「なぜその学科を?」と進路に関して選んだ理由を問われる可能性があります。
学部や大学を選んだ理由を問われた場合、大学生であれば3年から就職活動が始まるため3年以上前に遡って回答しなければなりません。
という方に「なぜ今の学部を選んだのですか?」と問われた際の回答のポイントと注意点をご紹介いたします。
今の学部を選んだ理由は?回答ポイント
まず学部を問われた際には高校時代まで遡って回答しなけばいけません。学部を選択した高校生当時
- 何を考え
- 何を学び
- 何を得るつもりだったのか
を回答しましょう!
なるべく選択した学部と企業への志望動機が結びつけられるように自己分析と企業分析をしっかりと行うことで一貫性のある回答ができるようになります。高校時代から一貫性をもったキャリアプランのためと回答できると良い印象を与えます。
反対に学部の選択理由があいまいだと応募企業の選択もいい加減だと思われる可能性がありますので注意が必要です。
注意!なんとなくは避けよう
面接官は応募者の高校時代から就職活動をしている現在に至るまで応募者の考え方に一貫性があるのかチェックしています。
重要な分岐点である進学で
- 何を基準に学部選択したのか
- 何を優先したのか
- 何を得るためにその決断をしたのか
- もともと将来の理想的なプランがあったのか
なども合わせてチェックします。
といった人も多いと思いますが、それを素直に回答することはお勧めできません。
「なんとなく~」「人に勧められて・・」などあいまいで明確に回答できない場合は、物事をいい加減に判断する人材・自分をもっていない人材と判断され採用を躊躇されてしますケースがあります。
※「選択した学部で何を学び、どのように活かしていくつもりか」などの質問に派生する可能性がありますので、学部を選んだ理由だけでなく、選んだ学部で学んだ内容や活かせる知識も合わせて自己分析しておくことで、いざ質問された際に回答に詰まることがなくなります!!
選んだ理由が思い浮かばない場合
もし学部を選んだ理由が思い浮かばない場合は「大学時代に学んだこと」から逆算的に考えると答えを導きやすくなります!
なんとなく選んだ経営学部であっても、在学中に学んだ知識を話のネタに出し、
- 企業経営に興味があったため
- マーケティングについて知りたかったため
- 企業会計に興味があったため
など細分化し書き出すことで自分が学んできたことが明確にわかるようになります。
そこから「昔から簿記に興味があって、簿記を学ぶ上では企業経営を学ぶ必要を感じました・・」などの肉付けしていくことができます。
明確な理由をもっている就活生は少ない
今までリクルート活動に携わってきた経験上、明確な理由をもっている方のほうが少ないです。
学部を選んだ明確な理由があるべき人は自信を持って回答するべきだと思いますし、なくても「自分だけ・・」と心配する必要はなく、今の学部で何を学びたかったのか・現在にどのように結びついているかなど自己分析を行えば「学部を選んだ理由」はしっかりと回答可能です!
今の学部を選んだ理由は?回答例文
会社の仕組みや利益の出し方、マーケティング手法などは必ず就職する際に必要になってくる知識だと当時より思っておりました。
実際に就職活動を進めるにあたり、経営学部で学んできたことが、少しではありますが実際の現場でアウトプットするイメージができるようになりました。
学んだことを仕事に活かせるイメージを持っていることもアピールポイントになります!
今の学部を選んだ理由は?まとめ
面接で学部や学科を選んだ理由を聞かれた際には、学部を選択した当時のことを思い出し、志望企業との関連性を持たせた上で一貫性のある回答しましょう。
明確な回答をもっていなくても少しのきっかけから回答を導き出すことができますので、面接前に考えてみましょう!
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