大学時代の就職活動でに大手製薬会社の面接を受けた時の話です。
面接は本社会議室で行われ、受験者は何十名かおり、とにかく多いなあと思いました。
形式としては受験者1名に対して面接官5名というものでした。
- 自己紹介
- 志望動機
- 自己PR
- 自身の長所や短所
- それらをどのように仕事に活かすか
- 大学時代に学んだこと
- 今までで一番頑張ったこと
- アルバイトの経験の有無…
などなど、事前にエントリーシートに記載した項目に沿って面接官が質問してくるという選考方法でした。
質問に答えている途中途中に、面接官が「具体的には?」「それはどういう意味ですか?」など突っ込んだ質問をされ、それに答える…といった感じです。
そうなると予想していた私は、もっと聞いてほしい内容については、あえて突っ込んだ質問をされるように誘導して答えたりしていました。
その甲斐あって?質問にはスラスラと答えることができ、和やかに面接が進みました!
特に回答に困ることもなく面接が進み、「もう終わりかな?」と思ったその時、最後の質問が飛んできました。
最後の質問は?
最後の質問は
「もしうちの会社が不採用だったらどうしますか?」
おぉ、何という質問。。これは…!?と思いながら
「○○(他社名)を受けます!」と言うと、この会社が第一志望ではないように思われるし、
「御社一本に絞っているため、他社は受けません!」
というのも、嘘っぽい・・本当だとしても計画性がない(行き当たりばったり)と思われるのだろうか・・!?どっちが良いのだろうなぁとほんの一瞬考えたが、ほとんど間をあけずに口が勝手にこう答えていた。
「必ず御社からの採用をいただくつもりでしたので、不採用になることは考えておりません!!ドヤ顔)」
ちょっと(というか、かなり)生意気かつ失礼な感じがするかもしれないけども、面接の雰囲気もかなり良かったし、手応えを感じていたので、言っても大丈夫だろうと思いました(楽観的すぎる)。
面接官全員が笑っていました(多分良い意味で)。「そうですか(笑)分かりました。ありがとうございました、本日はこれで終わりになります。」
面接は無事終わりました。
結果は!?
後日、内定の連絡があり、無事就職することができました。
入社後の懇親会で面接を担当していた方に声をかけられ、こう言われました。
「あなたの物怖じしない受け答えはとっても良いところですね。あそこまではっきり言える人はなかなかいない。これからもそのままでいてください。」
ものは言いようだが、褒めてもらえたということは、とりあえず悪い印象では無かったよう。
面接官や、その場の雰囲気にもよるけれど、思い切って言ってみるものだなと思いました。
「うちの会社が不採用だったらどうしますか?」
「うちの会社が不採用だったらどうしますか?」という質問は非常に悩みますよね。
その中でも物怖じせずに企業に思いをぶつけることができ内定を勝ち取った体験者様は素晴らしいと思います。
自信を持って言い切るためにはその場の雰囲気とこれまでの手ごたえを見極めなければいけないため、ただ闇雲に回答すればいいというものではありません。
就職活動で自信を持つためには「自己分析」と「面接対策」が必要ですので、特に倍率の高い会社に応募するのであれば、他の応募者に負けないくらい対策していくことをお薦めします。
※ちなみにこの質問に対しての模範解答はありません。自分の本音を回答することが重要です。
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