「大学時代の成績について」金融機関の最終面接で聞かれた質問

「大学時代の成績について」金融機関の最終面接で聞かれた質問

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公的金融機関の選考試験、面接を受けた時の話です。

まずは就活サイトからエントリーし、最初の選考試験を受けることになりました。

一次選考は集団面接(1グループ6名)という通知でしたが、実際に行われたのは、その場で試験官から与えられた一つのテーマについて、30分間グループでディスカッションせよというものでした。

それ以外のこと(議論の方法や、結論をまとめる必要があるのかなど)は、一切指示がありませんでした。

私たちのグループでは、話し合いの結果、進行役1人を決め、その他のメンバー(私も含む)で議論を交わすという方法を採用しました。

グループディスカッションでは難しいテーマ

与えられたテーマは「財政投融資」(国家資金を原資とした投資・融資活動)というものでした。

金融業界、ましてや公的金融機関を受験しておきながら、私はこの言葉を聞いたことはあるものの、十分理解していませんでした。

進行役の学生は某有名国立大学の経済学部(あとで分かったことです。)で、この分野はお手の物とばかりに進行役を買って出ていました。専門用語も交えながら、議論を回していきます。

私は最初の数分は議論に参加できずにいましたが、途中から身近な経済活動の話など、馴染みやすい話題に移行してきたので、ここぞとばかりに発言しなんとか存在感だけはアピールしてきました。

終了直後は、「ここで落ちたかな」と思いましたが、どういうわけか二次選考に進むことになりました。

二次選考の際、面接官との雑談で聞いた話ですが、一次選考は専門知識の有無を問うものではなく、メンバーとコミュニケーションを取りながら議論を進められるかを見ていた。ということでした。

進行役の学生は、専門的な知識も豊富で面接官の間でも話題にはなっていたようですが、専門用語を頻繁に使用し、周りが付いていけなくなることもしばしばだったため、「コミュニケーション」という部分で馴染まなかったようです。

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二次選考は無難に通過!最終面接は役員

二次選考は個別面接でしたが、志望動機や大学での活動内容、長所短所など無難な質問に終始しました。

ここに関しては、どの企業面接でも聞かれることだったので、当然対策はしていましたし、問題なく乗り切れました。

そしていよいよ最終面接までたどり着きました。

役員(「理事」だったかな)と人事担当の責任者の2名による面接です。

事前に言われていた「成績証明書を持ってこい」との通達があり、最終面接の場で提出しじっくり見られました。

自分としては、最終面接まで来たのだから、きちんと卒業できるだけの単位を取っているか確認するだけだと思っていましたが、意外な質問をぶつけられました。

実際の質問内容

面接官「この一般教養科目は『C』評価だけど、なぜ?」

※母校の成績評価はA、B、C。

自分「理由…ですか。専門分野の方に注力していたからだと思います(テキトー)」

面接官「この必修科目が「B」評価というのは、どういうこと?」

自分「…試験勉強が不十分だったと思います(本当)」

この後も、ほぼ成績証明書の内容に終始し、あとは家族構成や親の職業などの質問などで面接は終了しました。

結果は・・

数日後、不採用の通知が届きました。

このときは「最終まで進んで最後の最後で成績証明書の話題で終始する会社なんか入らなくてよかった!」と思うようにしていましたが、やはりショックでした。

あまり多くはないと思いますが、成績に不安がある方は、評価が低くなった理由くらいは考えておいたほうが良いと思います。

色々な選考方法があると思いますが、自分にブレない芯みたいなものがあれば、乗り切れると思いますよ。

自分も、この不採用を糧に複数企業で内定を勝ち取りました。

頑張ってください!

大手企業・金融機関は成績表の提出を求められる可能性あり。

金融機関らしい選考方法だと思います。

いくら面接で自分は真面目で優れた人間だと伝えても、成績表を見られると「嘘」が簡単に分かってしまいます。

上場企業や金融機関の場合「成績表」の提出をしなければいけない会社もあり、成績だけで選考を通過させるか判断される場合や面接で成績に関連した質問をされるケースがあります。

今回のケースは成績だけで人物評価するのはいけないとの考えもあって、最終面接であえて成績を確認したのではないでしょうか。

なぜこの科目の評価が低いのか?ということは自分を客観視(教授視点)しなければいけません。

企業に成績表の提出を求められた際には、一度じっくりと自分自身の成績表と向き合って、自分自身の評価を説明できるようにしておくほうがよいかもしれません。

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