今までの就職活動で何社か面接を受けたことがありますが、その中で最も「変わった面接」だと思ったのはある食品関係会社での面接でした。
応募した職種は、事務職。
始まってすぐに担当者の方が履歴書や職務経歴書を読み、それから志望動機等を尋ねられるといった序盤はよくある感じの面接内容でした。
ブラック企業!?異常な面接部屋
面接の序盤はどこの企業とも変わらない内容で始まったのですが、面接を行っている部屋の雰囲気があまりにも異常でした。なぜかというと部屋の壁には一面、仕事でミスをしたと思しき社員の反省文がずらりと貼り出されていたためです。
そんな中での受け答えはいつも以上に緊張しました。
今まで色んな会社の面接を受けてきましたが、反省文が貼り出された部屋での面接はこの会社が初めてでした。
気にしないようと、と意識を逸らしてはいたのですが、どうしても目が行ってしまったりして、面接以外のことをあれこれと考えてしまっていました。
「ブラック企業じゃないの?」「本当にこの会社は大丈夫だろうか?」「へんなことを言ってしまって、怒られたりしないだろうか」という不安も、面接中ずっと心の中にありました。
しかし面接の内容に関しては特におかしいと思うところはありませんでした。
答えにくい質問。答えないわけにもいかず・・
- 志望動機
- 入社したらどういう社員になりたいか
- 長所・短所
など、質問はよくあるもので予め準備していた通りの内容をしっかりと答えました。
しかし面接の一番最後で「彼氏はいますか?」という質問をされました。意図は分かりませんでしたが、取り敢えず「今はいない」と答えたところ、
「別れてどれくらい経ちますか?」
「今まで何人の人と付き合いましたか?」
「一番長く続いた人で、どれくらいですか?」
と、彼氏に関することをあれこれと質問されビックリ。
恋人のことについて聞かれたことなど今まで一度もありませんでしたから、何故そういうことを聞かれるのかさっぱり分からず、答えたくもなかったのですが、面接の質問なので答えないわけにはいかず・・本当のことを全て話しました。
彼氏の質問の意図は!?
答え終えた後、担当の方の反応は「そうですか。分かりました。」というさっぱりしたもので、何故聞いたのかという質問の意図については何も教えてはくれませんでした。
面接の結果、この会社の応募には落選してしまいました。
彼氏のことが何か影響したのかは、分かりませんが壁に貼り出された反省文・そして彼氏に関する質問・・
今考えれば間違いなくブラック企業です。
採用されなくてよかったです。
答えにくい質問は最初に意図を聞いてしまう
これは一種のホラーですね。
会社もなぜその部屋でわざわざ選考を行ったかわかりませんね。反省文の張り出される会社なんて入社したい人なんて少ないでしょうし・・・
それにしても彼氏に関する質問はしつこいですね・・
プライベートなことを聞いてくる会社もありますが、答えにくい質問であれば、最初に意図を聞いてしまうのも良いかもしれません。
「答えられないんですか?」と無理やり回答させるような会社であれば辞退したほうが無難です。
通常女性に対する質問は配慮が必要なのですが、容赦ないですね。
さすがブラック企業です。
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