商社を受けた際に、面接で変わった質問をされたことがあります。
今となってはその質問の真意も分かるのですが、当時は「この質問では何を試されているんだろう・・・」と不安になったことを今でもよく覚えています。
突然意図の分からない質問
その質問は選考の後半、第3次選考の際に聞かれた質問。
3時選考は個人面接だったのですが、面接終盤「何か質問はありますか?」と逆質問を求められ、色々な質問をさせていただいたのですが、面接官からの最後の一言が「これで本日の選考は終わりますがまだ選考を続けたいですか?」でした。
一瞬頭の中が真っ白になり「どういうことでしょうか?」と答えるしかなかったのですが
「そのままの意味です。まだ選考を続けたいかどうかです」
と返されただけでした。
その時の私はどう答えるのが正解か全く分からなかったのですが、もう終わりでいいと答えてしまうと消極的な奴と捉えられてしまうからまだ続けたいと答えるべきだと判断し
「いえ、まだ御社のことを十分に理解しておりませんので、可能であればより現場で活躍されているかたのお話をお願いしたいです。」と返答しました。
すると「分かりました。ではまた改めて連絡させていただきますのでお待ちください。本日はありがとうございました」とその日の面接は終わりになりました。
結果発表と企業の意図
そして当日中に「次回の面接がセッティングできましたので△日の~時に本社までお越しください」との連絡をいただけました。
結果的にあの時の選択と受け答えは正解だったんだな。
と胸をなでおろしました。無事内定を得て入社。
入社後、その選考に関わっている方とお話しする機会があったので、その質問の意図を聞いてみると
「仕事内容を十分に理解していない状態で内定もらっても困るやん。うちも困るし。だからもっと詳細について聞かなくてもいいかっていう確認やねん。自分らビクビクしすぎやで」と笑われました。
自分の選択はどうやら模範解答のようなものだったと知って安心したのですが、まさか面接官から
「選考を続けたいか」
という質問をされるとは思っていなかったので正直動揺してしまった面接の思い出でした。
「選考を続けたいか?」には2つ返事で「はい!」
実際の面接の場で言われたら誰しも「どういうことでしょうか」となると思います。
この場で「いえ結構です。本日はありがとうございました。」といったら不採用でしょうね。
体験者の方はまさに模範回答をしたようです。
企業としてもミスマッチがおきないよう工夫した結果こうした「選考をまだ続けたいですか?」という質問をするようになったのだと思いますが、応募者の志望度と積極性を計れるいい質問なのではないでしょうか。
就職活動や転職活動をされている方で「まだ選考を続けたいですか?」と聞かれたら2つ返事で「お願いします!」と言いましょう!
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