社会に出てばらくしてから転職を考えるようになり、転職フェスタに参加しました。
当時、私は販売業の仕事をしていたので、同じ職種で何かいいところがないかなと探していました。
そこで見つけたのが、ホームセンターを数多く展開する企業でした。
企業説明会は大盛況
まあまた有名な企業だったので、その企業のブースには結構な人だかりができていました。
私も負けじと空いてる席に着席。しばらくして、説明会が始まりました。
基本的な企業の説明や毎日の仕事の業務、欲しい人材など、話されました。
その時にその企業の方が実際にある店舗を紹介し「この店が我々の模範店であり、代表店であると力説していました。いい店なので、ぜひ一度は訪れてみてください」と言われました。
これは次の面接に望む者にとっては、前フリみたいなものだと解釈した私は、その代表店を視察に行ってから、面接に望みました。
実際の面接は?
面接は企業説明会から2週間後。
会議室に8人ずつ入れられ、面接官は4人です。
簡単な自己紹介のあと、やはり出てきました!その代表店の質問です。
ほぼ白紙の用紙を渡され、面接官から「代表店のレイアウトを書いてください」との指示がありました。
その他にも質問事項があり、
- 商品の陳列
- レジが何個
- 買い物カゴは何色?
など。
さすがにそこまで見てないって質問もありましたが、一応視察に行った私は分かる範囲でなんとか書きました。
もし一度もその店に訪れていなかったら、何も書けなかったでしょう。
グループディスカッションでは
代表店のレイアウトに関する質問が終了しグループディスカッションに移りました。
グループディスカッションでも私の思っていたことが始まりました。
議題はもちろん代表店について!
良いところ、悪いところなど、みんなで出しあい改善点を話し合います。
実はこの面接が始まる前に「代表店に視察に行ったか?」という質問があり、全員が一度は「行った」と答えていました。
だけどディスカッションしてたら、視察していない者はまる分かりです。
店舗視察していない人は強制退出
面接官もグループディスカッションをみていて実店舗に視察しに行っていない人を分かっているでしょう。
ディスカッションの途中、あまりに話し合いについていけない人(代表店を絶対に視察に行っていない!)がいて、面接官は中断させました。
そしてその人に「実際に行っていないでしょう?」と問いつめました。
その人が「すみません、行ってません。」と白状すると「退出してください。嘘をつく方は採用できません。」と厳しくいい放ち、その他の人にも、もし行ったことがない人は正直に手を挙げてほしいと詰めました。
すると4人の人が手を上げて、一番最初に退出させられた人も含め全部で5人。全員退出させられました。
これで部屋に残ったのは私を含めて3人となりました。
嘘をつくのはもちろんダメですが、なかなか厳しい対応でした。不穏な空気でディスカッションは終了。
集団面接終了後に聞くと、残りの二人も実際には行っていないとのことでした。
ということは8人いて実際に店舗視察していたのは私だけ・・・
結局は私も最終面接の前で落ちてしまいましたが、なかなか厳しいところもあるんだなって、少し驚きました。
実店舗の視察は重要。
自分以外誰も視察に行っておらず、2人はしれっと残っている・・
むしろその2人の対応力がすごいと思いますけどね。
今回はホームセンターでしたが、外食産業やサービス業など、店舗がある場合は視察しておくことで企業の魅力や改善点を把握することができ、面接で質問されても回答することができます。
※志望動機に組み込むこともできるのでお薦めです!。
今回は事前に前フリがあったようですが、前フリなしでも自分の志望する企業の店舗を視察してみるのも良いと思います。
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