観光関連産業の民間企業で働いていたのですが、度重なるサービス残業と無給の休日出勤に耐え切れず、教育委員会の受験を試みました。
「正規職員の採用試験の前に契約社員や嘱託の職員で入っていると正規職員の試験の際に有利になる」という噂がまことしやかに流れていたので、教育委員会の契約職員に応募しました。
書類選考はなく、一度の面接試験のみでの選考でした。
簡単な筆記試験くらいはあるかもしれないと覚悟していたのですが、筆記試験もありませんでした。
ハローワークを経由して、応募したのですが、ハローワークから教育委員会の担当者に連絡を入れたその電話で面接日と時間が指定されました。面接の時間はおよそ10分程度で、前の志望者の面接が終了次第開始するので10分前には会場に来るように指示されました。
集団面接開始!
面接官は全部で6人で、2台の長机に6人座っており、私は向かい合うように設置されたパイプ椅子に座らされました。
6人の中で質問をするのは、主に真ん中に座っている2人で、他の4人は履歴書のコピーと思しき書類に一生懸命書き込んでいて、ほとんど発言しませんでした。
10分間と短い面接時間だったのですが、質問されたのは「志望動機」の他には履歴書に書いて有ることについての疑問点を聞かれることが大半でした。
例えば、
- 前の会社を退職した理由
- 大学で専攻していた内容
- 自宅からここ(教育委員会)までの通勤手段
- 扶養家族のあるなし
- 親との同居のあるなし
です。
履歴書を見てもらえれば分かるような話ばかりでしたし、文章で答えるというよりは、YES・NOで答えるような質問だったので何の苦労もなくスラスラと答えることができました。
面接の最後に聞かれた質問
それまで順調にスラスラと回答出来ていたため安心したのですが、最後に聞かれた質問が
「あなたのことを一言で表すとしたらなんですか?」
という質問で非常に困りました。
当然聞かれるだろうと思って自己PRは考えていったのですが「自分を一言で言い表すと?」と聞かれるとは思ってもみなかったので、途端にしどろもどろになり、一言どころか長文で話してしまいました。
答えが長くなればなるほどに、面接官の表情が冷たい表情になっていくのがとても辛かったです。
結局、10日ほど後に選考時の書類が一式郵送で戻ってきて、採用されなかったです。
市役所や教育委員会などに応募する方は自分を一言で表す質問の対策をしておくことをお勧めします。
自分を一言で表すと?
体験談を見ていると「民間企業」も「公務員」も面接のときに聞かれる質問に大きな違いはありません。
※公務員であればベンチャー企業で行われような「変わった選考」はないと思いますが・・
「自分で一言で表すと?」はまず自己分析ができていないと回答できません。
多くの場合
- 動物に例えると?
- 食べ物に例えると?
などテーマを限定されることも多いのですが、単に「一言で」と言われると選択肢が多いので迷いますよね。
こうした質問に備え事前に、回答を準備しておくことをお勧めします。
今回のケースのようにダラダラと長文で話し続けると「一言」という質問の意図から外れてしまい、評価がどんどん落ちていってしまいますのでNGです。
焦らず端的に回答することも重要です。
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