就職活動や転職活動で企業の面接を受けた際に、
と質問される場合があります。
資格に関する質問は履歴書に「保有資格」がある場合に問われる可能性があり、比較的、士業や金融、コンサルティングなどの業界で多く見られます。
あまり聞かれることのない「資格の取得理由」ですが、聞かれた際に慌てないように回答ポイントをまとめていきたいと思います。
履歴書に記載する資格は慎重に選びましょう!
まず履歴書に自分の保有資格を記載するのですが、ここで一点注意点です。それは「応募企業に関係のなさそうな資格を記載しない」ということです。
資格を持っていることでアピールできる要素が増え、自信が持てることはいいことですが、持っている資格をただただ記載しただけで業務に活かせないのであれば「資格マニア」と捉えられる可能性があります。
ただなんとなく取得した資格やまったく関係のない資格では話のネタ程度に持っておき、履歴書には「業務に関係しそうな資格」を記載しましょう!
その資格を取得しようと思った理由は?回答ポイント
履歴書には厳選した資格を記載し、面接では
- その資格を取ろうと思った経緯
- 保有したことで活かせていること
- 今後活かしたい事
の3つを主に回答しましょう
資格を取ろうと思った経緯によっては業界の志望動機や企業の志望動機に直結します。
資格を取得した理由
- 業界に興味を持っていたため
- 選考学部で学んだことをアウトプットするため
- 将来的に役立つと思ったため
- 業界に興味があり取得した
など。素直に回答して問題ありませんが、応募企業で活かせる資格をあらかじめ把握しておき、志望理由などに結びつける必要があります。
資格を取った理由がなくても大丈夫!
人によっては「資格を取った理由はなく、ただなんとなく取得した。」という人もいると思います。
それでも資格を持っていることは変わりはなく問題はありません。ただし!どのように志望動機などに結びつけるかが重要です。
志望理由と直結させるには
- 「資格」をきっかけに業界に興味をもった。
という回答が企業の方も受け入れやすい回答となります。
なんとなく取得した資格でも、資格を活かして今後何をやっていきたいのかを熱意をもって伝えることでまったく違った印象になります。
持っている資格・取得しようとした経緯で見られていること
資格取得した経緯を探り、志望動機やその他の質問と紐づけることで応募者の考え方の一貫性を見ています。自社に活かせるであろう資格を持っている応募者に対しては、当然、他の応募者より優位に選考が進みます。
資格を保有しているだけで、実務経験がない場合には今後どのように活かすかが重要となりますので、今後の資格の活かし方も面接官は見ています。
自社とは関連のない資格を履歴書にたくさん記載する応募者に対しては、自社業務をよく理解していないと思われますので、なるべく関連する資格のみを記載しアピールすることが重要です。
その資格を取得しようと思った理由は?回答例文(資格がきっかけ)
(宅建保有‐不動産会社)
調べていると宅建が民法も学習内容に含まれており、さらに上位資格の登竜門であると分かりました。民法を学ぶために宅建を取得したのですが、宅建の資格を学んでいるうちに不動産業界に興味をもち、不動産業界で活かしたいと思うようになりました。
回答例文2(業界がきっかけ)
不動産業界で役に立つ資格を取得しようと考え、いくつかの資格の候補があったのですが、宅建が独占業務もあり、知識も不動産業界以外にも役立つ知識を学べると思い、宅建を取得しました。
資格を取得しようと思った理由まとめ
面接で「資格を取得した理由や経緯」を質問された際には、志望動機と関連した回答をすることがベターです。
前提として「応募企業に関係のない資格は履歴書に書かない」ということを覚えておきましょう!
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