学生の時に、就職活動を始めてすぐに受けた国産ディーラーの営業職の就職試験での話です。
初めての就職試験だったため、とても緊張していたのですが、面接会場はなんだかとってもフレンドリーな雰囲気でした。
初めは「ここが面接の待合室だから」と言われて待っていたのですが、いつになっても呼びにくる様子がありません。
なんだか変だなと思っていたら、なんと人事の方や取締役などの面接官数人が待合室に現れたのです。面接練習は何度か模擬的なものをしていたのですが、自分から面接会場に入っていくものばかりでこのパターンは聞いたことがなかったのでとても驚きました。
驚きすぎて思わず立ち上がってしまった時、「驚かしてごめんね。きちんと立ってくれるなんて礼儀正しいね。」と褒められ、かなり衝撃を受けたのを覚えています。
そのまま面接開始!
なんとそのまま面接が始まってしまったのですが、聞かれることも少し変わっていて、何やら心理テストのような質問が多かったです。
「ここにマッチ棒が数本あるけれど、この本数でこのマークを作ってみて」
など今までに聞いたことがない質問ばかりでした。
志望動機など、良く聞かれる質問ばかり練習していたのでドキドキしながら話していましたね。
結局その心理テストも自分なりに考えてみたのですが答えが出ず、「分かりません。ここまでは分かったのですが、そこから違うと気付きました。どうしても気になるので答えを聞いてもよろしいですか?」と興味本位で面接官に聞きました。
すると「そういう好奇心がある子かどうかが見たかった。答えが合っているか会っていないかは問題ではなく、素直に分からないと言ってくれる子は良いね。」と言われました。
素直に聞いたことで高評価!結果はもちろん内定!
営業職って、たくさん学ぶことがありますし、いつも新しいたくさんの知識を持っていなければいけません。
なので、プライドを捨ててでも学ぶ心があるかなどを調べるために、心理テストのような一風変わった面接をしたのかなと思いました。
結果は合格をいただくことができましたし、今でも面接官の方には「初心を忘れないでね」と言われます。
知らないことに興味を持つこと
特に新卒の場合は社会経験がないため、新しく知ることばかりだと思います。
今回の面接では「知らないことに興味を持つのか?」という応募者の人間性をチェックされたのだと思います。「できなかったからもういいや!」ではなく、「次同じ問題に直面したら解決できるのか?」というのは非常に重要です。
前後のやり取りから推測するに体験者様は礼儀正しく、素直な人材と評価され、結果として内定したのではないでしょうか。
それにして面接で心理テストは面白いですね!
適性テストなどやSPIを取り入れている企業は多いですが、目の前でマッチ棒を使った心理テストをする企業はほとんどないのではないでしょうか。
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