私が新卒で就活を行っている際に、ある会社で圧迫面接に当たったことがあります。
ネット上では「圧迫面接をしてくる」ということで有名な会社だったのですが、私は以前にもそういった情報がネットに上がっている会社の面接を何度も受けてきましたが、実際に圧迫面接を受けたことはありませんでした。
なのでその会社も「きっと大げさに情報が流れているだけなんだろう」ぐらいの感覚で面接に臨みました。しかし実際に受けた面接の内容は「ザ・圧迫面接」といったものでした。
名前を呼ばれて面接部屋に入ると、中には面接官の方が2人。今までの面接だと面接官の方が2人いらっしゃったらどちらかの方が「どうぞお座りください」と誘導してくださることが多かったのですが、その時はどちらの方も何も言ってくださらなかったので、名前を述べて「失礼します」と言ってから座らせていただきました。
突然始まった圧迫面接!
それから30秒ほど無言の時間があり、こちらから何か言わなければと考えていたころに突然片方の面接官の方が
「俺らの業界はな、今が書き入れ時や。そんな時にお前らみたいなのと面接して意味あんのか?これで業績あがんのか?」
と言ってきました。突然のことに驚いて紋切型の返答しかできなかったのですが、その後もずっと片方の方が
「ほんまにこんな若い奴ら」、「もう意味ないし早く終わらそ」
と言っていて、もう片方の方と私だけで面接をしているような感じでした。
そしてようやく地獄のような面接が終わって部屋を出た後、時計を見ると20分ほどしか経っていなかったのですが体感では2時間ぐらい経っているような感じの辛さでした。
面接の結果は・・
その後選考結果の連絡が来て、驚いたことに受かっていたのですが、あの面接で自分の受け答えの何をどう評価されたのか全く分かりませんでした。
次の選考への案内をいただいたのですが、仮にその後も通ったとして内定をいただいたとしても働いていけそうなイメージが湧かなかったのでその後の選考はそこで辞退させていただきました。
企業が圧迫面接をするメリット
厳しい不動産業界だからといっても出だしから相手が無言だとどうしていいか分からなくなりますね。
企業が圧迫面接をする理由は
- 応募者のストレス耐性
- 我慢強さ
- 圧迫されている中自分の意見がしっかりと述べられるか
などをチェックすることが目的なのですが、圧迫面接自体は大手や有名な会社でないと意味ない気がしますよね。
体験者様のように「こんな会社でやってられるか」と選考を辞退するのは当然だと思います。どうしてもこの会社に入りたいんだという人材をふるいにかけているのかも知れませんが・・
いずれにしても優秀な人材が内定を辞退してしまう可能性もあるので、採用担当担当の方も圧迫面接を導入するメリット・デメリットを考えたほうが良いでしょう。
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