私が新卒の頃に受けた求人広告の企業の選考方法が特殊で記憶に残っています。
結果、私は三次面接で選考に落ちたのですが、その選考の経験は私の就職活動に大きな糧となりました。
その求人広告会社は業界でも結構大手で、CMなどでもよく見ていた企業でした。
一次面接と二次面接
一次面接は説明会を聞き、そのままグループワーク選考という流れで行われ、お題は「あるクライアントの求人広告を出すならばどのような求人広告がいいか」を6人グループくらいで話し合うということでした。
選考だということを意識し発言していたからかわかりませんが一次選考は受かりました。
二次面接は集団面接で就活生3人、面接官も3人でした。
その顔ぶれは営業部長だったり人事部長だったり、会社でも重役クラスの面接官ばかりで、なにより結構な圧迫面接でした。
答えに対して厳しい視線で詰められて、就活生の中には何も答えられなくなる人もいるほどでした。
私はなんとか圧迫の雰囲気に打ち勝とうと、とりあえず笑顔は忘れずにしっかりと答えることに努めました。そのおかげもあってか二次面接も通過いたしました。
三次面接はキャリアプランについて
変わった選考だなと思ったのが三次面接でした。二次面接通過の連絡を受けたと同時に、三次面接の課題が与えられました。
三次面接はプレゼン方式で、お題は
5年、10年後の自分のキャリアプランについて
でした。
もしその企業に入社できたのならば自分はどのようなことをしたいのか、目標は何かを5年後、10年後ごとに考えて、プレゼン方式で答えるということでした。
この選考は一番苦戦しました。
まずは企業についてをかなり調べなければならず、OB訪問なども行いました。
幸い近くにOBがいたのでこれは簡単にできたのですが、自分のキャリアプランを考えるのがとても苦戦しました。
まだ働いてもいなかったので想像をすることが大変難しく、考えてもこれでいいのかわからずじまいでした。
そして選考当日、面接官は営業部長だったり課長だったり若い社員もいました。
私は頑張りましたが質問に答えられない時もありました。
結果は惨敗でした。
しかし今思えばいい経験だなとも思いました。
新卒でキャリアプランを考えるのは難しい
今回は大手の求人広告の会社ということで、社内の部署や役職なども多いでしょうし、より難易度が高いと思います。
キャリアプランを問われた際には、まず応募企業のことを良く調べなければ回答できませんので、
- サービス
- 部署
- 役職
- 役割
などをしっかり調べ、自分が働いているイメージを膨らませていかなければなりませんが、今回のようにOB訪問できるようであればそれが一番ベストです。
回答する際に重要なのは「その会社で実現できるキャリアプランか?」ということです。
いくら素晴らしいキャリアプランでも、その会社で実現可能性がなければまったく意味がありません。
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