学生時代の就活で希望する業種ではなかったけれど、面接の練習にもなればと思い、不動産関係の会社を面接を受けたことがあります。
そこは大学のある市内に5〜6店舗をかまえ、主に学生向けの賃貸アパートを取り扱っている会社でした。
店頭で来店する学生に接客をする社員の募集だったと思います。
履歴書の送付と社長面接が1回だけだったので、楽だなと思ったのを覚えています。
書類選考に通り、社長面接を受けるために市内の中で新しくできた店舗へ行きました。
不動産会社の社長面接
社長はまだ若そうで、40歳代くらいに見えました。
- 志望動機
- 学生時代に取り組んだコト
- どんなコトを学んだか
- 学生時代にどんなアルバイトをしていたか
など質問されました。
順調にわたしも質問に答えられているかなと思った矢先、
「それであなたは彼氏はいるの?」
と唐突に質問されました。
ちょっとびっくりして、答えられずにいると「すぐ結婚されて、退職されてたら困るから」と。好きな人はいましたがちゃんとお付き合いしている訳ではなかったので、「いません」と答えました。
そこからセクハラ質問が始まった・・
正社員の採用だったので、女性だったら聞かれてもしょうがないのかなと思いましたが、さらにびっくりしたのは
「前の彼氏と別れたのはいつ頃?長く付き合った恋人とはどれくらい続いたの?」
と聞かれて。
そこまで立ち入られることにとても驚いし、ちょっと怖くなったので、適当にその質問に答えて流しました。
そうしたらその社長は「恋愛には本当のその人がでるからね」と自分の恋愛観や結婚観、女性観をとうとうと語り始めました。
その話をどういいように解釈しても、女性は腰掛けで就職すればいいとしか聞こえず、重要な仕事を女性にまかせることは全く考えてないような話でした。
結局、面接は2時間以上続き(半分以上はその社長のオレ語りでしたが)、採用通知ももらいましたが断りました。
今よりは時代がゆるかったのかもしれませんが、そこまでいきなり面接で、女性のプライベートに立ち入るってセクハラにはならないのでしょうか?
忘れられない面接のひとつとして、今もわたしの中に残っています。
女性への質問は配慮が必要
すぐに退職されても困るからという理由で「結婚の予定」を聞くぐらいならまだしも、「彼氏はいますか?」や「別れたのはいつ?」というのは踏み込みすぎですね。
「面接でセクハラ質問をされた!!」とSNSに書き込まれてもおかしくありません。
今の時代個人でも発信力をもっているのですから、こうした過度な面接は企業ブランドを守るためにも避けるべきです。
採用担当者の方が見ていたら参考にしてください。
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